2017年4月から個人事業主2年目のスタート。そんな日を迎えるにあたり、考えたことを吐き出します。

僕のフォトグラファーのオシゴトは2016年の夏から本格的にスタートしました。「好き」がいつの間にか「得意」になっていて、「得意」を発信していたら「写真を撮る人」と知ってもらえた。それがオシゴトになっています。

こう書くとあっさりだけど、これは僕のUDEだけで得られたものではなく、多くの人に支えられてきたからです。

写真が当たり前の時代。オシゴトで撮ってる人はごまんといます。そんな時代を生きてるけど、僕はこのままフォトグラファーでいきます。

僕の写真を活かせる場は絶対にあるし、求めているに人は絶対にいるからね。

「その人だから」

レッドオーシャン?

  • 使っている機材もクオリティも納品スピードも凄いプロがいます。
  • 巨大写真コミュニティで凄い作品を投稿するアマチュアがいます。
  • ブログでとても詳しい情報を発信している趣味人がいます。
  • スマホでも素敵な写真が撮れます。

いまや感動を与えてくれる写真は多くの人が作り出せる時代。レッドオーシャンといえばレッドオーシャン。

そんな時代に同じ土俵に立って花村さんどうなの?やっていけるの?

んなもん知らんがな!やってみないと分からんて!

同じだけど同じではない

僕は広義では同じ土俵にいます。けれど狭義では同じじゃない。

だって僕は僕だもの。僕と全く同じ経験をして、これまで生きてきた人は誰一人としていません。僕だけです。他と同じじゃない。シンプル。

それはこの記事を読んでくれている皆さんだってそう。

自分にとって写真は手段

人と対話して響きあいたいのが僕。そのためのツールが写真。響きあうから素敵な写真になる、と信じてる。

写真は「写心」でもあるから、被写体の心が写ります。撮る者の心も写ります。

人の心

写真だけでなく、自らが発するモノにはその人が込められています。それはおそらく言葉にはできない「心」。でも、そういうモノにお客さんは何かを感じ取ってくれているのだろうなと僕は思う。

「うまく言葉にできないけど、この写真好き」
「なんだか、この人の雰囲気好き」

こんな感じ。なんとなく伝わりますかね?

もちろんお客さんが直接的/間接的に「僕のことを知っている」というのも重要なファクターでしょう。

例えば、オープンソースの世界でも「会ったことはないけど凄い機能のプロダクト」より「知った仲だけどまぁまぁの同じプロダクト」を使うことがあるそうですよ。

知っている/知られているの力はすごい。

個性がより大切になる

「自らが発するモノにはその人が込められている」

写真で言えば、ある風景に出会って「わぁ!」と感じたら写真に収めようとしますよね。自分が「感」じて行「動」したものだから人に「感動」が伝わる。

写真だけでなく音楽や絵だって、カウンセリングのような援助職だってなんだって、その人らしさがあります。その人だから受けたい、会いたい、知りたいと思う。

ぶっちゃけ「その人だから」というのは遥か昔からありましたよね。

今は情報社会。自分という個性をどんどん発信するといい、遠慮なんかしないでね。

個性やセンスは鍛えられます。そのために好きなことをどんどんやりましょう。いつの間にか力が備わっていますよ。

その様子はどんどん発信するといいです。ブログは公開した瞬間に全世界に自分が公になるツールです。これってすごいことだよね!

これからやっていくこと

フォトグラファーの僕を届ける

「実際プロフ撮影だけでやっていけるのか?」

さすがにどうだろうな〜と思うことはあります。でも、潜在的なお客さんはいます。だから、まだ届けられていない方達に僕の存在を届ける。そのためにやれることをやります。

「オイオイ!今、それをしっかり届けてないのは未来のお客さんに失礼やで!」とは友達のご指摘。そのとおりっす。やります!

また「撮影」だけでも多岐にわたるし、「写真」だけでもたくさんのやり方がありますからね。トライ&エラーです。

フォトグラファーじゃない僕も届ける

それからね、写真だけにこだわらないことも大事。

アンテナ感度をぐ〜っと高くして直感したことをたくさんやっていきますよ。その際、たくさんの人と会うことも大事。経験則ですが、人との出会いで「やりたいこと」が見つかることは多いね。

そうやって自分に合うコトやモノを探していきます。ちなみに、そうして見つけたものがPythonなどのプログラミング関係だったりします。

おわりに

自分が輝ける場所はあります。自分が輝ける方法はあります。

すぐ見つかるかも知れないし、時間がかかるかも知れない。ずっと探し続けるものでもあるけれど、そこはあります。見つけられたらラッキーくらいな気持ちでいるといい。

幸い、僕はそこを見つけられた。正解か不正解か、そんなものはわからないし知らない。

僕はこれからも探し続けるでしょう。けれども、まずは「今は見つけたそこを味わっていく」で良いと思います。

それでいいんです。そう信じて生きていきます。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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