「感度分の16」を試したら、露出の復習になった!【2014年夏休み旅行記 Vol.6〜尾道番外編〜】

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今回はカメラの露出のお話。

感度分の16とは

「感度分の16」という言葉をご存じでしょうか?これは写真家 渡部さとるさんが提唱(なのかな?)されてる撮り方です。渡部さんの著書「旅するカメラ」に書かれているようですが、実は僕は本を持っていません。

・・・あれ?

えっと、僕はどうやってこの言葉を知ったんだ?立ち読みした記憶もないんだけど。(いやホントに)

まぁ、さておきましょうww

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具体的にどんなもんか説明しますね。ちょうど引用されてる文章がありましたので、拝借させていただきました。「旅するカメラ2」からの抜粋です。

世界中、晴天なら太陽の光の量は一緒。晴れた日に写真を撮りたければ、絞りをf16まで絞って、シャッタースピードを「1/ISO感度」にセットすればいい。ISO400のフィルムなら400分の1秒、ISO100なら100分の1秒だ。400分の1秒(100分の1秒)の設定がなかったら500分の1秒(125分の1秒)に合わせる。シャッタースピードがちょっとだけ速くなって光を取り込める量が少なくなるから、絞りをほんの少し開けてあげる。具体的には500分の1秒(125分の1秒)で絞りはf11半(f11とf16の中間)となる。これが晴れた日の光の量だ。僕はこの法則を「感度分の16」と呼んでいる。

イマドキのカメラでしたら露出計がついてるはずですから、上記のことは気にしなくて良いと思います。「P」モードで撮ればまず間違いがありませんし、表現の幅を広げるときに初めて「A」や「S」、「M」を意識すればOKですからね。

ただ、露出計がついてない時代のカメラを使っていた写真家さんは、ご自身の経験と勘、知恵などを総動員して露出を手動で計っていたんだと思います。この「感度分の16」も昔から写真を撮ってこられたからこそのメソッドなんだろうなと、僕は思います。

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興味津々だから撮ってみたよ

とても気になるメソッドでしたから、手持ちのX-T1とDP1 Merrillで試してみました。天気に恵まれた尾道〜向島間をお写ん歩してたときのことです。
本エントリーに載ってる写真は、特に断りがない限り全て「感度分の16」で撮ったものです。

DP1M1915

僕の感覚では、「メリハリの効いた画になる」という印象。コントラストがはっきりしてますね。空の青がすごく良い感じじゃないですか?スッコーンとした青空、素晴らしい。

このメソッドは、「P」モードで撮っていてメリハリ無いな〜と感じたら試してみるのが良いかな。

ちょっと暗いと感じたら、絞りを開けても良いし、シャッター速度を遅くしても良いですね。ここは好みでいかようにもなります。例えば、

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こちらは夕方にDP1 Merrillで、f16、SS1/100、ISO100で撮ったもの。
(ただし、SIGMA Photo Proで現像したときに、X3 Fill Lightを+0.0〜+0.3してます)

DP1M1923
暗く感じたので、絞りをf11に開けて(=光を多く取り込めるってこと)撮ったのがこちら。ね?こんな感じ。

ここ最近、僕はコントラスト低めの「ふんわり」表現に凝ってるので、そーゆーときは使えないメソッドですね。

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X-T1でf11、SS1/200、ISO200

露出の復習に

「感度分の16」に沿って絞りやシャッター速度を一定にして撮ってみましたが、改めて良い勉強になりました。

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X-T1でf11、SS1/200、ISO200

カメラが取り込む光をコントロールするには、絞り(f値)/シャッター速度/ISO感度の3つを調整します。ってことは、頭では分かってたことだけど、手を動かして再確認することで、より頭に刷り込まれます。熟練度Up!!

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X-T1でf11、SS1/200、ISO200

というわけで、旅行中もただ遊んでいたわけじゃなく勉強もしてたんだよ、ってことが伝わったかなとww

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Q. Hanamura

人物や風景、街並み、小物を好んで撮っている空気感フォトグラファー。本職であるPhotographerのかたわら、Engineer、Creatorとしても活動中。
その人・その場の「空気感をそっとすくい撮る」写真が好評。「自分の素敵に気づける写真」を撮る。数年間の心のお稽古によるカウンセラーマインドによって、撮影は「心のセッション」になることも。
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