嫌いの裏には嫉妬がある。ある人に対する嫉妬心。

なにに?

例えば、エネルギー、執念、スキル、(自分と比べて)今ガンガンいけている等々云々。

そういう「すごい」と感じる心が嫉妬を生み、「嫌い」という反応をしている。嫌うことで自分にメリットがあるから。

何を守ってるのだろう?

その裏には「やろうと思ってやらなかった自分をなにより見たくない」がある。見たくない/認めたくない。だから、その人を嫌いになる、という反応をしている

そう、メリットは自分を守るということ。

 

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さて、「すごい」と感じるとして、その「すごい」を自分は本当に手にしたいのか?

したいなら優越性の追求をしよう。やればいい。手始めに真似てみればいい。

でも、手にしたくなければ「そうなんだねー」って流せばチャラだ。

 

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それに、そもそも人には得手不得手がある。適してる適してないもある。あの人はあれができる。でも自分にはできない。

うん、それでいいじゃないか!

これまでを振り返って、それを手にしてないってことは自分の人生には「いらねぇ」ってことだよ。その人になろうとすんな!ならなくていい。自分になれ。

 

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これまで生きて来たよね?今生きてるよね?ちゃんと自分にも「できてること」があるから生きてるんじゃないの?それでいいんじゃないの?それを見ようよ。

そんな自分だけど、あの人にはできて自分にはできてないけど、周りには味方がひとりでもいるでしょ?

例えば僕がこの記事で話してる「心のこと」をわかってくれる(と感じられる)人が少なくともひとりいるよね?それでいーじゃんか。それを感じようよ。

 

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そもそも「できてない」って本当か?という点もしっかり見る必要あるんじゃない?

なぜ「あのひとすごーい」と見えるのか?

それは他人を客観視できてるから。そして自分を客観視できてないから。だから嫉妬する。自分の「できる」や「ある」を見れてない。

 

この点について友人のブログにナイスな考察が書かれていた。

▶︎参考:悲劇か喜劇か。| Choice Is Yours

「主観か客観か」の項
だから、自分に起きている出来事を肯定的に捉えにくいのは、当然。
だって、主観視点なんだもの。

それならば、単なる視点の違いというだけ。
自分におきている出来事だって、肯定的に捉えてあげていいはずだよね。

 

視点の違いなんだよ。

主観でいると「今感じている感情=自分」となりがち。

客観でいると「今感じている感情=自分」な姿を高みから見る感覚。すると「あ〜、自分は今あの感情を感じているね」と意外と冷静に見れるもの。

視野が広がるし、自分の「できる」や「ある」にも気付きやすくなる。

 

ということが腹の底から信じられれば、人は人、自分は自分でいられる。気持ち良く過ごせるようになる。

 

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このことをFacebookに投稿したら友人がコメントしてくれました。

凄い→嫌いになるのが感覚的にわからない。たぶんナムさんは向上心や健全な欲望が強いんでしょうね。

 

なるほど、そう見えるのですね。あと僕はきっと考えすぎちゃうんだな〜。めんどくさい特徴だ(笑)で、このコメントで気づいたことが以下。

嫉妬って僕がやりたいことを、先行く人ができてるのが悔しいんだと思うのです。

 

そしたらその友人と別の友人が

スルーしてるし!

ねー(´・_・`)

 

そっか、スルーすればいいんだ。落ち着いて、流れる水のようにスルーすればいいんだね。

スルーできていない時点で自分軸じゃない。他人軸。

こうして心のお稽古は続きます。

 

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※写真は京都、建仁寺。X-T1で撮影したもの。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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