2017年6月19日から7月2日まで横浜にいます。

松本生活 → 横浜生活にきりかわっていちばん感じることは、街ゆく人の数が圧倒的に違うこと。生活習慣や服装などの文化も違う。これは人口の差によって多様さの母数が増えてるからそう感じるんだろうね。

これは「地方と都会の差」なのであって当たり前。

街ゆく人を見てイメージ撮影する

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僕が横浜生活中によくするのが、街を歩きながら街ゆく人をぼぉっと眺めること。

この人を撮るならこーしたいな。ムスっとしてるあの人が笑顔になったらこんな感じかな。みたいなシミュレーションをする。というか気がつくとしている。けっこう怪しい(笑)

不思議なのが、人によって笑顔がめちゃくちゃイメージできる人とできない人がいること。老若男女問わず。なんなんだろ?

その人らしさを醸し出すもの

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さて、そんなことをしていたある日、「その人らしさを醸し出すものってなんだろう?」と考えた。その人の雰囲気。その人の空気感たらしめるもの。

以前僕は「表情」と書きました。

▶︎参考:空気感ってなんだろ

 

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けれど、これでは足りないことに気づきます。もちろん表情も大切なんだけど、それ以外にもたくさんある。

例えば「ファッション」、「佇まい」、「歩き方」、「姿勢」、そして「声のトーン」など。

これらひとつひとつが絡み合って「その瞬間の、その人らしさ」が出ている。そこに優劣はなく、たんに違いがあるだけ。それが個性。

その人らしさを大切にしたい

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なにが言いたいのかというと、僕はその全てを大切にしたい。

それぞれが絡み合ってその人らしさが出ているんだから、一つ一つがとても大切なものなんだ。

例えば、撮影するときに表情だけ作り込めば良いってもんじゃない。表情だけ作り込んだ笑顔はきっと届かない、と僕は思うから。

だから、言語によるコミュニケーションや非言語のコミュニケーション(仕草やシャッター音など)で、僕はその人らしさ、その人の空気感を引き出すように接していきたい。

引き出す

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そう、引き出す。ここがポイント。僕がナニカを与えるのではなく、その人に元からあるナニカを引き出す。

最近思うのはどんな人でも「ステキ」なモノやコトはもともと持っている。すでにある。

ときに人は忘れていたり、何か事情があって心に蓋をしてしまってる等々云々あるかもかもしれないけど、絶対にそれはある。元から。

なんかね、僕はそう信じてるの。

だから、写真を撮るときも「何とかして引き出さないと!」って慌てることはなくて、ごく普通に接してます。でも「ある」と信じてるから勝手に引き出される、と僕は感じる。

まぁたしかに、いいね〜と思ったことはいいね〜と素直に伝えたり、キッカケになるよう問いかけたりはしていますが、ごくごく普通の会話です。

これから

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これまでだってできていた、と思う。でも、この「すべてがその人らしさなのだ」ということが改めて腑に落ちた。言われてみればあたりまえのことなんですけどね(笑)

この腑に落ちてる/落ちてないの差は大きいですよ。

これからどんなステキな写真が撮れるのかな。なんだか楽しみだ。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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