2017年10月中旬、旅行と仕事を兼ねて京都に来ています。

京都の街を満喫できて楽しいし仕事もできて楽しい。でも疲れもするし、エニアグラムでいうステートが上下することもある。

松本と横浜で生活しているのと同じく、京都でもそれは同じ。もちろん、京都は普段来ない地だからこその非日常感はあります。

さて、そんなある日、僕は「投影」して勝手にイライラしていることに気づきました。

投影していることの自覚

朝、目覚めてからザワッとしました。怒りなのか不安なのか嫉妬なのかはわからないけれど、ザワッとしたんです。たぶんFacebookのある投稿を見てから。

するとね

前日までは街行く人も楽しげに見えたし、雨が降っても気分は上々だった。

なのに

その日に限っては街ゆく人が敵に見えたり、怒っているように見えてしまう不思議。

眉間にしわを寄せている方々ばかり目についたりします(僕の中で、眉間にしわを寄せている人=怒ってる人のイメージ、あくまでイメージ)

これ、正確には「そういう存在」をキャッチしてしまっているだけ。
京都は変わっていないのに(自分が見ている)世界が変わってしまっただけ。

これ、心理学用語でいう「投影」というもの。

OSHO禅タロットのFIGHTING

この変わりようにびっくり。そうなると人当たりもちょっときつくなります(と自分では感じてしまうのです)。

出かける前、ザワっとしたときお試しでOsho Zen Tarot/和尚禅タロットを引いたらFIGHTINGが出てきました(笑)手をギュ〜と握りしめ、赤くなった手。すんごく我慢しているか、怒っているのか。

これを解釈すると、ザワッとした僕は「僕以外の何者か」になろうとしているみたいです。ザワッとした元凶に対して敵対心むき出し。無理して何かを勝ち取ってやると挑んでいるみたい。

あるいは「ぎゃー、今の僕、大丈夫じゃない!!」となぜか思い込み、鎧を着込んで外部から心身を守ろうとしてるみたい。

でもね、それは自分をちょっと許せてないからなんです。「こんな自分でもオッケー!」とたまたま思えなくなっちゃっただけの話。

と気づきました。

自覚できたら選択できる

なんかザワッとする。なんかイライラする。すると世界が変わって見える。

これ、決して自分以外が悪いんじゃなくて、自分がそう見ているだけです。

ということが自覚できると、そのあとの選択肢が増えます。「ずっとザワッとする」の1択だったのが、「そうじゃない選択」ができるようになる。(ならないこともある笑)

だからね、「今日はどうも嫌なヤツばかり目につくな〜」と思ったらちこっと立ち止まってみましょう。

それは単に投影していくだけだから。
自分の心の内を他人を使って見ているだけだから。

そうやってまずは落ち着いてみる。す〜は〜と深呼吸してみる。

すると、「今もまだザワッとしてもいい」し、「この感情まだいる?いや、もう手放したいよ」とぽいっとしてもいい。極論、どっちでもいいということがわかってきます。

そしたら次の行動、自分の意思で選べるようになりますよ。

おわりに

ここまで書いて気づきました。

たぶん嫉妬ですね。

僕にできないことをして、僕が欲しいリアルを成し遂げている人に嫉妬していました。

確かに僕が欲しいリアルは僕が望んでいることだけど、でも、その人と同じことをしてできることなのか?というか、その人と同じことをしたいのか?

違います。

僕には僕の「やり方」と「やりたい」がある。そして、僕に「できること」と「できないこと」がある。

これを自覚し、自分を出していけば「僕だけのリアル」が目の前に開かれてくる。それでいいじゃないですか。

OSHO禅タロットは多くのことを気づかせてくれます

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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