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(いわさきちひろ×佐藤 卓=バナー 2014年)

 

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ポイントは「線」

佐藤さんご自身が仰っていましたが、展示会のコンセプトのひとつは、ちひろさんが描かれた多彩な「線」です。「線」、即ち、ちひろさんのタッチに注目して、コラボする際は強く意識したとか。

例えばこのパターンデザイン。

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(いわさきちひろ×佐藤 卓=バナー 2014年)

これは「いわさきちひろ×佐藤 卓=バナー」ブースに展示されていて、ちひろさんの線画から「線」の一部を切り取ってパターン化したもの。こうして見るとなかなかオシャレな感じがするから不思議。

元となった絵も展示されていますから、どの線画を元にパターン化されているかを見つけるのも、展覧会の楽しみ方のひとつでしょうね。

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その他、佐藤さん視点で「線」が深堀りされたブースもあります。ちひろさんの特徴的な「線」を魅せるためにセレクトした展示です。

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(上:いわさきちひろ ヨーロッパの街並み 1966年/下:いわさきちひろ ヨーロッパの街並み 1966年)

例えば、こう言う作品ひとつをとってみても、「線」という視点で分析してみると大変な発見があるとか。ちひろさんの表現力や描写力はスゴイってね。

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(奥:いわさきちひろ 焼け跡の姉弟 1973年)

そういった熱い話を美術館スタッフや僕ら参加者も聞き入ってました。

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ただ見るだけでは分からない、その作品の捉え方などを聞けたのは、大変貴重な体験でした。

 

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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