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僕がプロフィール写真を撮ると、「その人のいいところを引き出せているね」みたいな、すご〜くポジティブなご意見をいただけます。

大歓喜!

では、実際僕はどうやって撮っているんだろうか?と考えてみたら「これだな」という答えが湧いてきたのでお伝えします。

 

それは、被写体を好きになることです。

 

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<人物を「いい感じ」に撮る方法 〜いい表情を撮る心構え〜>

被写体の方を好きになろう

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撮影をお願いしてくれた方、大切な方など被写体となる方を好きになりましょう。恋人ならばもっと好きになりましょう。

「好き」というと誤解が生じそうなんで言い直し。

つまり、興味を持ちましょうってことです。興味を持って接する、もっと言えば「寄り添いましょう」ってことかな。

被写体の方と感性が似ている

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お金を出して依頼してくださった。ありがたいことですよね。

でね、そうしてくださる方は、カメラマンたる自分の中にあるナニカに響いているってことなんですよ。感性が似ているんじゃないかな。

  • この人に撮ってもらいたいわ
  • この人にならいい表情を引き出してもらえるかもしれないな

というようなモノを感じ取ってくれたのではないでしょうか。

もちろん、被写体と自分が長い付き合いだったならば、「信頼」や「信用」、「友情」というパラメータもあるかもしれません。

それも踏まえて、今の自分に頼んでくれたわけですから、何かしら引き付け合うナニカがあるんだと僕は思う。

 

そういう人同士なら、お互い好きになりやすいもんです。

だからこそ、依頼してくださった方を好きになろう、興味を持とう。そうやって接して撮ろうってこと。

僕の撮り方

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今の僕は「出張撮影!写真術伝授!山梨県は金丸文化農園さんちへ行ってきました!」で書いたように、お互いが作り上げる気持ちになってもらい、被写体の方にはリラックスしてもらうよう接します。

具体的には話しかけます。興味を持つと自然と話したくなりますから。

撮影前にいろいろとお話をお伺いするのはもちろん、撮影するときは会話しながらです。そうやって緊張をほぐしながら、いい表情をすくい撮ります。プロフィール写真撮影は共同作業なんです。

 

過去経験あるんですが、カメラを向けられて無言で撮られるのって、僕はちょ〜苦手なんですよw どうしていいか分からないの。だから、僕は話しながらやる方が気楽です。

閑休話題「フォトセッション」

ある写真家さんは「フォトセッション」で作品を撮っています。

フォトセッションとは、被写体とカメラマン、お互いが無言のコミュニケーション(最小限の会話のみ)をしながら撮って、撮られてをやるもの、だそうです。すごく体力を使うとのことなので、無言ながらも全力で臨んでいる証なのでしょうね。

会話して撮るのとどっちがいい写真が撮れるのか。正しいか正しくないか、という二元論ではないのですが、こういうのもあるってご紹介です。

おわりに

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正直、僕の経験はまだ浅いです。

これから進化する過程で、この考えが僕にとって真に正しいのかどうか、変える必要があるのかどうかが分かっていくでしょう。

でも、「今」の僕はこの心構えで撮らせていただきます。もちろん、人は千差万別。依頼してくださった方に沿って、あの手この手を使ってやっていきまっせ。

それにね、こうやって文章化できたことで、自分のスタンスが分かりました。そうすると、根拠のない自信が溢れますね。

そう、「僕ならいい表情を撮れる」と。

人物撮影のお供にいかがでしょうか?

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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