後編は僕がワークショップを通じて感じたことをまとめます。

前編のレポートはこちら。

ワークショップの流れ

  1. 座学(心構え)
  2. 座学(テクニック)
  3. フォトウォーク
  4. まとめ

ざっくりこのように進めました。Input → Outputという流れ。いつでも質問OKしてますので、都度いろんな話が飛び交いました。

自分のあたり前が、他者のあたり前”ではない”

たとえばカメラの構え方。

GRは小さいカメラですから、いろんな体勢で撮ることができます。小回りもききます。また、地面すれすれに構えて(or 置いて)撮ったり、テーブルに置いて撮ったり。

撮り方は自由なんです。

それからボタン。

カメラ背面の「AEL/AFL、C-AF」が書かれているボタン。僕はAELに割り当てています。C-AFはほとんど使いません。

なのですが、「このボタンなんですか〜?」とおっしゃる参加者。また、モードダイヤルのMもそうですね。僕はよく使っていますが、その使い方がピンとこなかったご様子。(Mモードの使い方はいずれブログでもまとめておきたいところ)

このように僕が普段からやっていることに、「そんなことできるの!?」みたいな反応をもらえたりしました。つまり、使い始めた方にとっては「僕の当たり前は、あたり前ではない」ってことです。

何事もやってみないとわからない

今回のワークショップは僕がこれまで実践してきたことをギュッとつめこみました。わかりやすく伝えたつもりですが、やはり最初は「どうかな」と不安に思ってました。

でもね、そんなんで縮こまったって仕方ありません。何事もやってみないと本当にわからないことだらけ。

なぜなら、参加者の反応があるから新しく気付けることがあるから。

参加者の反応を見て、参加者の理解度を感じながら進行速度や伝えることを調整することができます。あえて伝えるつもりのなかったことが、参加者の反応から逆に引き出されたりということも。

達成感だってそうです。

すべて終ったあとは「やっほ~い!」な気分でしたもの(笑)

だから、あなたがもし、何か始めたくて縮こまっているとしたら、「とにかくやってみ!」と伝えたい。失敗したって、べつに命が取られるわけじゃありませんし(笑)

おわりに

やって良かった。

そう思ってます。自分のコンテンツがひとつ確立できましたからね。また、テクニックだけでない大切なことも伝えられました。

僕はこうやって対話しながら何かをするってことが好きなんだろうな。

もちろん改善したいこともあります。説明に緩急をつけるとか、時間配分などですね。

僕はGRのほとんどの機能やメニューを説明できるがゆえ、ほぼすべてを説明しようとしてました。でも、ポイントをしぼって重点的に伝えること/伝えないことをバランスした方が理解しやすいのではないか、と感じました。

うん、こういうことはやり続けていくことですね。コツコツ進化していくこととしましょう!

ワークショップはこれからもやっていきます。

休日/平日開催や東京/東京以外(むしろ旅先で、とか)での開催。また、今回のGR特化部分を省いた写真ワークショップなどね。

写真がうまくなりたい方、写真を楽しみたい方、ぜひとも参加してくださいませ。よろしくお願いします!

★自分のあたり前が他者にとっての「価値」ということがわかる本

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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