2015年10月に信州に移住して、この記事を書いている2016年11月で1年と少し経ちました。

この間、「他力」や「なんか知らんけど」なことを体験したり、「あり方(Being)」 や「やり方(Doing)」も磨けてきたと思います。人を撮らせていただくことが、人と関わらせていただけることが、こんなにも楽しく豊かな気持ちにさせてくれるなんて思ってもいませんでした。

こうして移住して1年とちょっと生きてこれたので、次の野望が湧いてきました。『京都にも拠点を作る』という野望が。

マルチハビテーション

もともとマルチハビテーションに興味津々な僕。マルチハビテーションとは「複数の居住空間を行き来しながら生活するライフスタイル」のこと。

今は松本と横浜の2拠点で活動しています。そこに昔から夢リストにあげていた「京都に住む」を組み合わせたくなりました。

キッカケは「なんでここに住んでないんだろう?」という疑問

僕が信州移住を決心したキッカケは、横浜でサラリーマンしていたときにこう思ったことです。

「なんで、僕は大好きな信州に住んでないんだろう?」

今ふりかえるとキッカケはこんなモヤモヤ。

週末にだけ行くのではなく、いつもそこにいたい。なのに、なぜそこにいない!?という疑問。それが積み重なって爆発して、移住を決めちゃった感じ。その先の食い扶持なんて考えずに。

で、これと似たフラグが先日立ってしまいました。

新たなフラグ

それはこれ。

この期間中、京都に行ってきました。友達と熱い話をしたり会食したり、京の街をお写ん歩したり。京都は小さい頃からよく訪れていた場所で、ただ街を歩くだけでも僕は満足。

こうして街の空気にふれているときにふっと気づいちゃったのだ。

「なんで、僕は大好きな京都に住んでないんだろう?」

あっちゃ〜、またこの流れか〜(笑)

京都滞在中、リアルでは初めましてな方とお会いする機会があって、その方のアトリエを見せていただいてから、特に強く思っちゃったんです。

京都に拠点をつくる

そんなわけで京都に拠点をつくっていきます。

できるかは未知数。でも、幸いにも僕のオシゴトは極論どこでもできます。日本の至るところでできればと願ってます。だから、オシゴトはOKでしょう。まぁ、これから軌道に乗せて行くんですけどね。

あとは住処。

一人で家を借りて、とやってもいいけど友達の助言もあって、同志を募ってみんなで家を借りるのもアリかと。フォトグラファーやクリエイター、京都でのセカンドハウス(セカンド作業場)を求めている方と共同でやっていくみたいな。

メインの借主は京都在住の方にお願いすることになりますが、こうして仲間を作っていく「場」になればいいなと思う。人数は多くはなく、数名規模でね。僕はそういう風に繋がっていきたい。

場所は出町柳から北方面がいいですね。北山や一乗寺、下鴨神社や上賀茂神社の方が好きだから。

おわりに

↑のように考えていますが、まだ野望の炎は燃えだしただけ。どうやって実現するとか具体的な案はありません。今は「そうするぞ」と決めただけです。でもドキドキするし、ワクワクします。

信州に移住する前も1ヶ月に1回以上、信州に訪れていろんな人に会ってました。今回も同じことをしていった方がいいだろうな。

ひとまず、京都在住のお友達やFacebookの京都移住計画の中の方にコンタクトとってみようかしら。

※京都移住計画 → https://www.facebook.com/kyoto.iju.keikaku/

追記:2018年春

ひょんなことから2年半の松本生活を終えて兵庫に移住しました。

おかげで京都が近くなりました。阪急バスト電車を乗り継いで1時間くらい。松本はもとより、地元横浜からに比べたら雲泥の差(笑)

とはいえ、京都の拠点ができたわけじゃありません。野望に近づいた感覚はありますけどね。今後どうして行くかは分かりません。まずはこの現実をじっくり味わって感謝して、コツコツと動いて行きます。

追記:2020年春

コロナウィルスの影響で今年はまだ京都に行けていません。ソフトウェアエンジニアに復帰したり、結婚したりと生活に大きな変化も起こりましたね。

今はマルチハビテーションの炎は正直燃えていません。拠点も兵庫です。でも京都は好き。松本(だけでなく信州)も好き。生まれ故郷の横浜だって好き。また、エンジニアに復帰したのはどこでも仕事ができそうなものの筆頭であることもあります。

将来、僕は何処を走っているか。それは分かりません。エンジニア復帰が何処に行き着くのかも含めてね。だから、僕は今大切にしたいことを大切にして生きているつもり。どの方向に進んだって僕は僕です。

そんな気持ちで夫婦で過ごしてますよ。

とりま、コロナの影響で5月に開催予定だったクラフトフェアまつもとが10月に延期。その10月に松本に遊びに行きます!楽しみ!

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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