いわさきちひろ×佐藤 卓=展のポイントは「線」【ブロガー特別鑑賞会レポート】

いわさきちひろさんってどんな方ですか?

公式サイトの「ちひろについて」によると画家さんです。子どもを生涯のテーマとして描き続けたとのこと。

ちひろさんの絵は昔見た記憶があります。うろ覚えですが、小〜中学の教科書かなんかで見たことがある気がするんですよね。すごーく柔らかい感じの線や色で特徴的。優しい感じがいい。

実は、展覧会を観ていたら、グサッときたちひろさんの言葉を見つけたんです。

 

どんどん経済が発展してきたその代償に、人間は心の豊かさをだんだん失ってしまうんじゃないかと思います。

・・・私は私の絵本のなかで、いまの日本から失われたいろいろなやさしさや、美しさを描こうと思っています。

それをこどもたちに送るのが私の生きがいです。

 

現代でも「そう」言われていますが、まさか当時も「そう」だったなんて僕は思ってもなく、けっこう衝撃的でした。人は、昔から学んでいないのか?ってね。

でも、それに対して、ちひろさんのできることで世にナニカしたいとお考えだった、ということに僕は感動していました。

 

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佐藤卓さんってどんな方ですか?

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グラフィックデザイナーさんです。たぶん佐藤さんがデザインした商品を皆さんも一度は目にしたことがあるはず。例えばこれ。

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(佐藤卓 明治 おいしい牛乳 2003年)

その他にも僕らが目にしたであろう商品をたくさんデザインされています。詳しくは「佐藤卓デザイン事務所」を見てみると、「お!」という発見があるかもしれませんよ。

さて、その佐藤さんは、安曇野ちひろ美術館のシンボルマークをデザインされたり、ちひろさんの住んでいた近くのご出身だったりと、ちひろさんとご縁のある方だったようです。

そんな佐藤さんがプロデュースする本展覧会は、ちひろさんの優しい絵を基本に、佐藤さんの視点やフィルターを通して変化したモノが楽しめる場です。

 

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

Software Engineer & Photographer/Golang、Python、C++を嗜み中。オシゴトはSAP。ポートレイトでは撮られることに慣れていない方を撮らせていただいてます。その人・その場の「空気感をそっとすくい撮る」写真が好評です。横浜育ち38年 → 信州移住2年半 → 2018年春から関西在住。2019年秋から夫婦生活スタート。

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