UnityとVisual Studio Codeのお話がメインです。その前にちょい長めの導入から。
Visual Studio Code(以降、VSC)がテキストエディタとしてGreatという情報をキャッチしたので使ったみました。サブのテキストエディタとして使っているSublime Textと比べると
- 標準でMarkdownのプレビューが表示できる
- 各種メニューが日本語なので、環境設定がやりやすい
サクサク動きます。Sublime Textの方が起動が速いですがVSCもいい。
という流れからC#に興味が出てしまったのね。C#のコードを打ちたいって思っちゃったんです。ただ、コンパイラ入れてコード書いてハイ実行じゃ面白くないから、この機会にC#が使えるUnityをもう1度やってみようと奮起。
もともとUnityはやってみたかったし、最近は絵を描くことやCG熱も再Burningしていたからこれはいいタイミング。本業の写真といっしょに楽しんでやりたくなりました。
というわけで、この記事では3つのお話をします。
- UnityとVSCの連携方法
- 僕の環境でつまずいたこと
- 現時点の「なぜ?」なこと
僕は元エンジニア(低級言語のね)ではありますが、Unity開発経験は本のサンプルくらいだし、「brewってなに?」だったり、Terminalのコマンドも熟知してません。間違っている点があったらコメントくださいね。
なお、僕のメインテキストエディタはCotEditerです。さっとメモを取る時に使ってます。軽快でプレーンなテキストエディタですよ。
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<【macOS】UnityとVisual Studio Codeの連携方法 〜開発できるまでの設定ポイント〜>
使うもの
- macOS Sierra v10.12.2
- Unity v5.5.0f3 Personal → https://unity3d.com
- Visual Studio Code v1.8.1 → https://code.visualstudio.com
- .NET Core → https://www.microsoft.com/net/core#macos
- VSCode.cs → https://github.com/dotBunny/VSCode
UnityとVisual Studio Codeの連携方法
1. Unityでやること
こちらは簡単。Unityで新規プロジェクトを作成後、以下のディレクトリにVSCode.csをコピーすれば、Unityがよしなにやってくれます。
(Unity Project dir) -> Assets -> Plugins -> Editer -> VSCode.cs
VSCode.csはUnityとVSCをいい感じに連携してくれるスクリプトとのこと。
コピペはプロジェクトごとに必ず1回やる儀式です。
VSCode.csをコピペするとUnityの環境設定に「VSCode」が表示されるようになります。デフォルトの設定でもいいと思いますが僕はこんな感じ。
「VS Code Path」にはVSCをインストールしてる場所を指定します。僕は「アプリケーション」ディレクトリ以外にしてるので変更しました。
2. Visual Studio Codeでやること
C#の拡張機能をインストールします。
Command+Pしてから以下のどちらかを入力
ext install csharpr
ext install omnisharp
VSCの再起動後、C#の予約語がカラフルになり(↓)、自動補完が効くようになるはず。
ちなみに、調べてみると2つのインストールコマンドが出てきました。でもどちらを実行しても「C# for Visual Studio Code」がインストールされました。拡張機能名が「(Powered by OmniSharp)」とあったので合体したのかな。
3. 連携できるようになったが・・・
以上の設定をするとUnityからVSCを呼び出すことができます。
あるいは、C#ファイルをダブルクリックしても呼び出せます。この画面(↓)はBoxを配置して、それにC#ファイルを適用させたところね。
しかし、ここでVSCを見てみると「警告」と「エラー」が表示されてしまいました。
ってことで、これを消すためにアレヤコレヤをやるんですよ!!
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