ブログが読まれるのはほとんどが検索流入です。 読者が知りたいことを検索し、興味を持ってくれてはじめて読んでもらえます。
「読む」というアクションをしてもらうには、その人に「お!?」と思ってもらえるタイトルすることが大切。これはブログ界隈では有名な話。
そんな折、KNOWERSでイベントの企画を練っていたら、おんせんブックス(Facebookページ)の店主でもあるKNOWERSスタッフちゃん(当時)に、あるアーティスト 鈴木康弘さんを教えてもらいました。
▶︎Twitter : 投稿されている写真がとても面白い
鈴木さんは日常で目にするモノを切り取り、それに素敵なタイトルを付けられています。Twitterを見てみると非常に面白い。
本記事投稿時点で僕のお気に入りは▼こちら。
3の読み方 pic.twitter.com/qp1hL4h2Ev
— 鈴木康広 Yasuhiro Suzuki (@mabataku) July 7, 2016
「なるほど!」って思いませんか?
モノゴトの視点ってひとつじゃありません。
ちょっと視点を変えるだけで別のモノゴトが見えます。コーヒーカップだって、正面から見るのと側面から見るのとでは形が違いますよね。そんなニュアンス。
でも、頭がカチコチの人だと「答えはこれだ!」みたいに視点はひとつしかない、あるいは、「それ以外にあろうはずがない」と柔軟な発想ができません。「モノゴトにはたくさんの可能性がつまっている」という意識で見たら、新しい発見があるかもしれないし、新しい発想につながるかもしれない。
そう思わせてくれるツイートでした。
でね、タイトルが大切ということは、ブログだけでなく写真作品にも言えると思うのね。
たとえば松本城の写真にタイトルをつけるとします。
ストレートに「松本城」とするのはもちろんアリ。でも、写真を見た人に「お!」とか「なるほど!」とか「面白い!」などの情動や「ストーリー」を感じてもらったり、イメージが広がるような効果を与えるには「タイトルの表現って実はとても大事なんじゃないの?」って思う。
そう気付いてから改めて鈴木さんのTwitterを見てみると、ひとつひとつが本当に参考になるんです。ビビビッてインスピレーションを受ける。
こうしてインスピレーションを受けてテンションが上がったので、これから写真を撮るときには「タイトルも作品のひとつなんだ」という意識でいってみます。どんなタイトルにしようかと考えながら撮影してみます。
発想力の筋トレですね。
また、今後のイベントで「日常を切り取って面白いタイトルをつける」というフォトウォークをやってみてもいいなって思うのね。このときはスマホオンリーのイベントになるかな。すぐシェアできますから。
うん、なんだか楽しそうだぞ!