僕が住んでいるところから2.5kmほど先にショッピングモールがあります。スーパー、ホームセンター、飲食店がチラホラ集まっています。
先日、食材の買い出しに歩いて行ってみたんです。長野県は車社会といえど、2.5kmでしたら充分徒歩圏内。
でね、ときは夕刻、川っぺリを歩いていたら、込み上げてくるものがあったんですよ。
僕はこういう何気ないところを歩きたくて移住したんだな
移住の理由のひとつ。
この記事に掲載している写真のようなところを、僕はのんびり歩いて生きてみたかった。
- 遠くに見える山の稜線
- 日が落ちる瞬間の空のグラデーション
- 空がひらけている
などなど、これがいーのよ!
ここで僕が言ってる「生きる」とは、自分の仕事をする、料理を作るために買い出しするなど本当にふつうの生活のこと。
もしかしたら人からは「はぁ!?」と言われるかもしれないし、そもそも僕の地元、神奈川にだってこういう情緒溢れる景色はいっぱいあります。トワイライトタイムだったら、どこだって情緒的になりますし。
でもね、なんかココがいーんですよ。
なぜ信州なの?って聞かれても「なんとなく感性に響いたから」くらいですよ。
「なんとなく響いたから」だって充分な理由。そんなもんでいーんですよ。
そして、求めていた景色を僕は今、味わえている。豊かだなぁ。
おわりに
買い物の帰り道、こんなことが込み上げてきましたよ、ってお話でした。
実はね、この込み上げてきたモノって、引越ししたてのころはすっかり忘れていてですね、本当にこの瞬間になって思い出したんです。引越も落ち着いて、ようやく周りを見る余裕が出てきたってことなんでしょう。
とにかく、移住して良かったな、と、そんなことをぼんやりと感じた夕刻でした。