2019年5月時点で最新の macOS(v10.14.5)ユーザの方のうち、VirtualBoxが正常にアップデートできず、Local by Flywheelが使えなくなった場合の対処法です。

どんなソフトウェアも最新版がいいと僕は思ってます。機能追加のほか、バグ対策がなされているから。

とはいえ、それでも何かしらの不具合はあるというもの。WordPressでいえば、「ver. 5.x.0」は様子見して、「ver. 5.x.1」へリビジョンアップ(最後の数字が0 → 1)したときの方がより安全と言えます。

僕が使っているソフトウェアでは、今まで最新版にアップデートしても不具合に遭遇したということはほとんどなく、今回も平気だろ更新したらアイテテテテ・・・という話です(笑)

Local by Flywheelとは

Local by Flywheelはパソコンの中にWordPress環境を構築できる便利なもの。

公開中のWordPressを直接編集することなく、いろいろ試すことができます。記事を「公開」「更新」してもサーバ通信が行われないからストレスありません。

僕は2年くらい前から使っていて、ブログ記事以外のデザイン部分はLocal by Flywheel内で作り、ある程度まとまったら本番環境に反映するようにしています。

で、この便利なソフトウェア。裏では仮想環境を構築するVirtualBoxが動いています。

VirtualBoxが正常にアップデートできない

公式サイト

VirtualBoxはLocal by Flywheelをはじめて起動するときにインストールされます。

もちろんVirtualBoxは単体でも使えます。Pythonの勉強の一環で仮想環境が必要になり、VirtualBoxを起動したところ、「最新版があるよ」というメッセージ。そのままアップデートしたら「イントールに失敗しました」と・・・。

原因はmacOSのセキュリティ云々の模様。

でも実際に起動はするんです。

しかし、Local by FlywheelからVirtualBox内のVMが起動できなくなってしまいました。

解決までのツイート

※VirtualBox インストール中にこの画面で「VirtualBox を許可します」的なボタンが表示されれば、今回のようなことにはならないと思います。僕は表示されませんでした(下記参照)

2019年5月時点ではVirtualBox v5.2.20を使おう

僕の環境においては以上のようなことがありました。

VirtualBoxのバージョンには注意しましょう。不用意にアップデートしない方が良いかもしれません。Local by Flywheelは最新版を使っても平気です。

ちなみに、Local by Flywheelの復帰後はそれまで開発していたWordPress環境は読み込めません(環境によると思いますが)。僕は数日前に環境丸ごとExportしていたのでそれをImportすることでことなきを得ました。

バックアップマジ大事!

VirtualBoxの過去バージョンはこちらから!

【2019.5.23 追記】Oracleが対応中とのこと

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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