写真を丁寧に撮るということ

写真を丁寧に撮っています

昨年の夏あたりから「丁寧」を特に意識するようになりました。

  1. 撮りたい対象に出会い、カメラを構える
  2. 背面液晶やEVF、肉眼で対象を見る(観る)
  3. 液晶/EVFを見(観)ながらフレーミングし
  4. ピントリングを調整して自分好みのピント面を決める
  5. 最後にシャッターを切る

ポートレイト、とく小さいお子さんが動いていてかつ、ピントが必要な写真を求められるときはできませんが、僕が感動したときは「丁寧」を心がけます。

つまり、あっ!と「」じて撮ろうと「」いたときは、撮らせていただく気持ちを大切にするってこと。

写真撮影は被写体があってはじめて成り立つ行為ですから、対象にもっと感謝したり、撮るまでの所作をもっと大切にしてもいいと僕は思うですよ。

丁寧に撮りつづけることで、僕のなかで在り方や感性が育まれていくと感じます。

フォーカスはMFです。AFにしていても最終的なピント調整は目視。撮りたいところは自分で選択。液晶の拡大機能とフォーカスピーキングを使いまくります。

こうなってくると、ピントリングを回すこと自体に楽しさを求めたいところ。

心地よいピントリングを求めて

昔、RICOH GXR + MountA12ユニット + Voigtlander COLOR SKOPAR 25mmF4Pを使っていたとき、ピントリングのほどよい抵抗感が心地よくてね。「カメラを操っている感」をめっちゃ味わえたんですよ。

それと同じことを現代のカメラでもやりたい!
じゃなきゃ、丁寧には撮れないぜ!
(そんなことはない笑)
ほどよい抵抗感のあるレンズはどこ!?

こういうとき、SIGMAのレンズはピッタリです。ピントリングにはある程度の抵抗があって「操っている感」がじっくり味わえます。

僕が持っているレンズは3本。いずれも心地よし。

テクノロジーが進み、機械がどんどん人間の負担を軽くしてくれます。でも、MT車をずっと乗り継いできた僕からしたら、ある程度の「めんどくささ」がある方が楽しいです。

さくさく撮る写真より、ここに書いたようなスローフォトが性に合っています。

後日、SIMGA fp用にVoigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical(VMマウント)を買いました。50mmほど狭くなく、35mmのようにちょい広ではない絶妙な画角が非常に馴染みまして、大好きなレンズになりました。

X-H1でも同じ体験をしたいので、XF27mmF2.8 R WRをいずれ手に入れます。

※写真はSIGMA sdQuattroH + 28mmF1.4/Artを持って貴船をふらりとしたヨウス

nnamm.work

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

Photographer & Software Engineer|ポートレイトでは撮られることに慣れていない方を撮らせていただいてます。その人・その場の「空気感をそっとすくい撮る」写真が好評です。またプライベートでGo、C++、WebGLを好み、オシゴトはSAPにふれています。横浜育ち38年 → 信州移住2年半 → 2018年春から関西在住。2019年秋から夫婦生活スタート。

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