写真を丁寧に撮っています
昨年の夏あたりから「丁寧」を特に意識するようになりました。
- 撮りたい対象に出会い、カメラを構える
- 背面液晶やEVF、肉眼で対象を見る(観る)
- 液晶/EVFを見(観)ながらフレーミングし
- ピントリングを調整して自分好みのピント面を決める
- 最後にシャッターを切る
ポートレイト、とく小さいお子さんが動いていてかつ、ピントが必要な写真を求められるときはできませんが、僕が感動したときは「丁寧」を心がけます。
つまり、あっ!と「感」じて撮ろうと「動」いたときは、撮らせていただく気持ちを大切にするってこと。
写真撮影は被写体があってはじめて成り立つ行為ですから、対象にもっと感謝したり、撮るまでの所作をもっと大切にしてもいいと僕は思うですよ。
丁寧に撮りつづけることで、僕のなかで在り方や感性が育まれていくと感じます。
フォーカスはMFです。AFにしていても最終的なピント調整は目視。撮りたいところは自分で選択。液晶の拡大機能とフォーカスピーキングを使いまくります。
こうなってくると、ピントリングを回すこと自体に楽しさを求めたいところ。
心地よいピントリングを求めて
昔、RICOH GXR + MountA12ユニット + Voigtlander COLOR SKOPAR 25mmF4Pを使っていたとき、ピントリングのほどよい抵抗感が心地よくてね。「カメラを操っている感」をめっちゃ味わえたんですよ。
それと同じことを現代のカメラでもやりたい!
じゃなきゃ、丁寧には撮れないぜ!
(そんなことはない笑)
ほどよい抵抗感のあるレンズはどこ!?
こういうとき、SIGMAのレンズはピッタリです。ピントリングにはある程度の抵抗があって「操っている感」がじっくり味わえます。
僕が持っているレンズは3本。いずれも心地よし。
- 24mm F3.5 DG DN | Contemporary
- 28mm F1.4 DG HSM | Art(sd Quattro H用でMC-21を介してfpでも使用)
- 45mm F2.8 DG DN | Contemporary
テクノロジーが進み、機械がどんどん人間の負担を軽くしてくれます。でも、MT車をずっと乗り継いできた僕からしたら、ある程度の「めんどくささ」がある方が楽しいです。
さくさく撮る写真より、ここに書いたようなスローフォトが性に合っています。
後日、SIMGA fp用にVoigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical(VMマウント)を買いました。50mmほど狭くなく、35mmのようにちょい広ではない絶妙な画角が非常に馴染みまして、大好きなレンズになりました。
X-H1でも同じ体験をしたいので、XF27mmF2.8 R WRをいずれ手に入れます。
※写真はSIGMA sdQuattroH + 28mmF1.4/Artを持って貴船をふらりとしたヨウス