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SIGMAのカメラで撮影したファイル(X3F)は専用のアプリケーション「SIGMA Photo Pro」(以降、SPP)でないと現像できません。Foveon X3という特殊な撮像素子(センサー)なので、専用のアプリケーションが必要になります。

ただ、僕はMac OSXのMavericksかYosemiteの頃からかな。なぜかSPPが起動しなくなってね。調べてみても僕と同じように困っている方がおらず、次第にSIGMAのカメラは使わなくなりました(僕が持っているのはDP1 Merrill)。

でも、ようやく問題が解決し、DP1 Merrillをまた使うようになりました!

って、実は問題は問題ではなかったんですけどね。

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<SIGMA Photo Proが起動しない?そんなときは「待つ」のがベスト>

SIGMA Photo Proが起動しない?

起動しなくなったのは2016年3月時点で最新の「SPP Ver6系」です。

DP1 Merrillを買った当初はVer5系でした。Ver5系は昔のアプリ(特にWindows OS)にありがちな、実はサクサク動くという感覚があるんですが(笑)、Ver6系の方が現像結果がしっくりきます。「色が扱いやすい」と言えばいいのかな。最新のQuattro世代に合わせたことによる変更点なのでしょう。

それに最新版の方が機能向上が図られているのが世の常。やはり最新版を使いたい!でも動かない!

実はVer6系がリリースされた当初は僕のMacでも動いていました。ところがVer6.0.3だったかな、急に動かなくなったんですよ。

でもね、解決方法はいたって簡単。その方法とは・・・、

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解決方法は「待つ」

起動するまでひたすら待ちましょう。

レインボーマークがくるくるしてても待ちましょう。

command+option+esc同時押しで強制終了リストに「応答なし」と出てても待ちましょう。(僕はここで強制終了してました)

このSPP Ver6系はインストール後の初回起動時にやたらと時間がかかります。僕はだいたい3〜5分くらい待ちました。ひたすら待てば使えるようになるはずです。

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おわりに

ようやくX3Fファイルが現像できるようになったので、久しぶりにDP1 Merrillを使ってますよ。なんと、ファイルの日時を見たら2015年10月中旬以来でした(笑)

やっぱり高解像ですね。う〜ん、Quattor世代のカメラを使ってみたい。今ですと「sd Quattoro」にも興味津々です。

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DP1 MerrillのFoveon X3センサーが超解像とはいえ、X-T1やGRだっていい感じです。また画角がRICOH GRと同じ28mmですし、実際今の僕が作品をつくるならX-T1やGRの方が楽にできます。つくりやすいのよ。

でもね、DP1 MerrillはDP1 Merrillもいいところはあります。

今のところは気分転換に使って、今後どう活用しようか考えていきます。これはこれで楽しい悩みです。

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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