自分の淹れるコーヒーが美味しいんです。
淹れ方は独学。友達やお店の方に教わって、いいとこ取りしながら試行錯誤。淹れ方によって味が変わるコーヒーが面白い。
方法を追求するのもいいけれど、味を左右する要因が実は他にもある、という話を聞いて納得したことがありました。
「場」や「雰囲気」という言葉にはできないけど確かに感じられるもの。そして、結局は自分を満たすこと全般に言える、普遍的でとても大切なこと。
毎回同じにならないから楽しい
コーヒー豆やお湯の温度など、次も同じ条件で淹れることはできないため、都度味にばらつきはあります。
豆を厳重に保管したとしても時間の影響は受けますし。焙煎後であれば時間が経つことで馴染んでいき、時間が経ちすぎたら薄くなっていくように。
それでも美味しいなぁって感じるんです。
淹れるたびに「お!今回は最高じゃね?」というときもあればその逆もある。これが楽しいんです。
「楽しい」をより高めてくれるのが次に話すこと。
コーヒーの味を左右するもの
松本でお気に入りのコーヒー豆の店、51 COFFEEに行ったときのこと。
淹れ方を教わっているときにマスターの佐藤さんはこうおっしゃいました。
「味を左右するのは飲むときの”場”や”雰囲気”もありますよ」
わかる!!
- 落ち着くカフェ
- なんか好きと感じるカフェ
- 読書や勉強がしやすいカフェ
- 食器がお気に入りのカフェ
など自分にとっての好みってありますよね。カフェに行くのはコーヒーを楽しむ以外にも、場の雰囲気を感じるためでもあります。
「場」や「雰囲気」が僕らに力を与えてくれる
僕がお客さんのプロフィール写真を撮影させていただくとき、お客さんに「好きな場所ありますか?」と尋ねています。もし気心知れた人や、愛しい人がいるなら同伴してもOKですよ、と伝えています。
だって、好きな場所で、好きな人といたらいい写真にしかなりませんからね。
そこに僕の感性とUDEで、その場や雰囲気をそっと撮る感じ。
その場にいる方の力を借りると、撮影は楽しく、そして楽です。自然と素敵な表情になってくれますからね。
僕はただいい瞬間を狙ってシャッターを切るだけです、はい(笑)
おわりに
コーヒーの話に戻します。
でね、コーヒー豆や淹れる機材、お湯の温度にこだわるのと同じくらい、使うカップや飲む場所の雰囲気にもこだわるといいってことです。
コーヒーに関してもDoingだけでなく、Beingも整えようってこと。自分のBeingが整うように部屋や道具を整えようってことです。
ちょっとしたことだけど、自分がウキウキすることに時間とお金を使うことは、とても豊かなことです。自分を大切にする第1歩。
そんなわけで、テクニック磨きだけでなく、機材や場づくりに時間とお金を使っていこうと思わせてくれた、マスターとの淹れ方談義でした。
※掲載した写真は、51coffeeの様子をGXR A12-50mmで撮影
こういうところから揃えたいですね
▼僕も使っているかわいいポット