2015年1月末で会社を退職して、現在はフリーランスの僕。そんな僕にとって2月25日(水)はサラリーマンとして最後の給料をいただける日。くわえて退職金も。
給料日の前日に、勤めていた会社から明細書等が送られてきました。明細を確認してみると「?」と感じることが。年をまたいだからか計算がなんか違うのかなって。
Googleに聞いてみると、退職月の給与について「予想していたのと違う」と疑問を持ってる方が多かったので、この記事にまとめました。
給与明細を見て「?」と思った方はご参考あれ。
とはいえ、僕のカンチガイなので、お勤め先の給与体系などをしっかり把握されている方は特に問題ないでしょう。
給与明細を見て僕が感じた「?」な点
まず社会保険料は引かれます。特に住民税は本年度支払い残分がごっそりと引かれます。
法人のルールとして、1月時点で所属している会社が社員の代わりに支払うそうです。お金はもちろん社員の給料から。そーゆーもんだそうです。
これは会社から事前に説明がありましたので心の準備はできていました。とはいえ、これまで月賦で少しずつ払っていたところ、一気にドーンと引かれると精神的ダメージはけっこう大きいですね(笑)
でね、僕が「?」と思ったのはこちら。
2014年12月21日 〜 2015年1月20日分の給料がない!?
(当月の給料がない!?)
2015年1月21日 〜 31日の給料が日割りになっているだけ!?
(締め日以降の給料だけなの!?)
カンチガイの正体
勤めていた会社は「前月21日〜当月20日」までが給料対象です。だから、2月25日に「12/21〜1/20の給料がないのはなぜ?」と思いました。でも、考えてみればハイ納得なんです。
僕はこんなカンチガイをしていました。
【カンチガイ】
2014年12月21日〜2015年1月20日の「給料」→「2月25日」に振り込まれるはず。
2014年12月21日〜2015年1月20日の「残業」→「2月25日」に振り込まれるはず。
【正しくは】
2014年12月21日〜2015年1月20日の「給料」→「1月25日」に振り込まれた。
2014年11月21日〜2014年12月20日の「残業」→「1月25日」に振り込まれた。
カラクリは残業代は当月中に計算できないですからです。タイムシートの提出が月初めでしたし。「残業代」は「前月分」が計上されるんですね。
【結論】
2015年1月21日 〜 2015年1月31日の「給料」
→ 「2月25日」に振り込まれた。(日割り)
2014年12月21日 〜 2015年1月20日の「残業」
→ 「2月25日」に振り込まれた。
※1月は有給消化でほとんど出社しなかったため、1月21日以降の残業はありません
ということで給与明細のとおりで問題なし。
慣れは思考停止につながる
毎月決まった日に給料が振り込まれていると感覚がマヒしますね。明細を見ても社会保険料がいくらで、残業代がいくらということしか見てませんでした。
だから、給料も残業代も 前月のものが振り込まれるものだという錯覚をしてしまいました。
これは「自分の所得について深く考えなかった」という思考停止とも言えます。そんなだから今回のようなカンチガイをしてしまったわけですし。
幸か不幸か、これからは収支や財産をしっかり把握し、運用してかねばならない立場です。日々勉強ですね。
おわりに
退職するときっていろんな「想い」があるものですが、退職後に給与トラブルになったり僕のようにカンチガイすることもあるでしょう。
その「想い」が残念なことにならないよう、退職前に会社に確認できることは、しっかり確認しておくことをオススメします。会社によって給与計算はいろいろあるようですからね。
仮に「最後の給料は前月分が全部もらえるはずだ」と生活費の足しにしていたとしても、「あー!入ってないじゃん!」と予定が狂うことだってありえますから注意です。