良い写真とは?撮る人が心に刻む108のことば by ハービー山口を読んで思う僕の写真観

R1008174

ハービー山口さんの「良い写真とは?撮る人が心に刻む108のことば」、コツコツ読み続けて読了しました。

いまの僕の写真の心、写真観にトクン・トクンとやさしく響く内容でした。

これまでハービーさんの本を読んできて感じることは、いずれも写真を撮る者の「在り方」に響く本だということ。

写真を撮ること

写真を撮る。

これは自分と相手がいないと成り立ちません。相手とは「人」であることはもちろん、「風景」や「料理」だってそう。相対するヒト/モノ/コトがあるから成り立つ行為。自分ひとりだけでは決して成り立たない行為。

撮影にはカメラの使い方、ブラさない姿勢などテクニックに類するもの(Doing)はもちろん必要だけど、相対するとき・撮らせていただくときの在り方(Being)も必要なこと。

ポートレイトを撮るからこそ、Doingはできて当たり前、そしてBeingこそが本当に大切なことだと僕は思ってる。

それは自分が撮られる側に立ったときの経験があるから。

「もっとこうしてほしいな」や「自分だったらこう接してくれたら嬉しいのに」という想い。それがあるからこそ僕は大切にしている。

写真というのは、もしかしたら自分とヒト/モノ/コトとの関係性の本質をいうのかもしれないね。

一番響いたフレーズ

R1008175

話を本に戻しましょう。

↑ご覧のように僕が特に「なるほど」「ですよね」と感じたページには付箋を貼りました。色の違いは特になし。途中で無くなったから(笑)

本って不思議でね。読むたびに響くポイントが違うことが多い。昨日読んだときはピンとこなかったのに今日はくるみたいな。

ひとまず読了1回目の付箋の量はこのくらい。いずれまた再読するとき増えるか減るか。減るってことはその在り方がもう自分の中で当たり前になった証。

今回読んでいて一番の「ですよね」は巻末ここ。

 

朝目覚めた時、「あー、今日は何か良いことがあるかも知れない」と感じることが出来、そして1日に1回でも充実感が感じられる一瞬があったら、その人はそれだけで幸せです。

 

ホント、そういう「在ること」に気づくことから幸せって始まっていくんだよね。

テクニック以外の写真で大切なことを知りたい方にオススメ

nnamm.work

こちらでも記事を書いています。Hugo製のエンジニア視点のブログです。

写真素材note発売中

継続課金マガジンで販売しています。ブログに載せるもOK、壁紙に設定するもOK、使い方は自由です。フリー素材も良いけれど、人と被りたくないという方に人気です。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

Photographer & Software Engineer|ポートレイトでは撮られることに慣れていない方を撮らせていただいてます。その人・その場の「空気感をそっとすくい撮る」写真が好評です。またプライベートでGo、C++、WebGLを好み、オシゴトはSAPにふれています。横浜育ち38年 → 信州移住2年半 → 2018年春から関西在住。2019年秋から夫婦生活スタート。

【お知らせ】出張撮影のご依頼、承ってます

あなたの行きたい場所に出張してポートレイトやプロフィール写真を撮影します。出張エリアは関西エリア(神戸・大阪・京都など)、関東エリア(神奈川、東京など)です。

★詳細:ポートレイト撮影(Photo Session)
★詳細:イベント撮影(Photo Shooting)

撮影予約可能日

【関西エリア】
・関西&土日祝日の撮影をお受けできます。ご依頼お待ちしています。

【関東エリア】
・未定

まずはお気軽にご相談ください