ブログRe:チャレンジでのアハ体験

お友達の橋本憲太郎さんに2018年7〜9月の3ヶ月間、「ブログRe:チャレンジ」を受けました(諸事情により9月はスキップしたので10月まで)。

毎月1回、zoomによる対面打ち合わせがあって、8月だったかな、彼と話していたら「アハ」という気づきがあったのね。

 

『僕はフォトグラファーだけど、やりたいのはフォトグラファーだけじゃない!フォトグラファー以外のやりたいことがあるじゃん!』

 

フォトグラファー以外に僕がやりたいことはこういうもの。

  • エンジニア
  • デザイン(モノ・コトを伝える)
  • Web
  • CGアート

これらを見るに僕はアーティストなのかもしれないね。感性と理性の両輪を回すアーティスト。表現したい人。少なくとも写真だけの人じゃありません(笑)

とはいえ、上記リストはありきたりと言えばありきたり。誰もが一度は夢憧れる的のような。でも、

興味があるんだから仕方ない。
やってみたいんだから仕方ない。
先人や達人もいるけど、僕がいまやってみたいんだから仕方ない。
しかも、ず〜っと想い続けてきたコトなんだから仕方ない。

 

前職を退職したときに「もう関わることはない」と思っていたITですが、松本に移住してからPythonに興味がわいたり、WordPressコミュニティに関わってからオープンソースのことを知ったり。

これはひとえに松本で出会えた人が良かったから。でも、出会えたからってそれを「やりたい」と選んだのは僕の感性。だからもう仕方ない。

そもそも、現代ではスマホやMacを使っている時点でITには関わっています。昔からWordPressを使って情報発信しているし、苦もなく子テーマを作ったりもしている。

僕にとっては今もなお「ITは当たり前」のことなんだよね。

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「やりなよ」というお試しは何度も目の前にきていた

たとえば「Webやエンジニアに興味あったでしょ!」という話。

 

以前からProcessingのようなグラフィカルに動くものをプログラムすることに興味ありましたが、専用エディタやJavaに馴染めなかったのでず〜っとやらずにきました。

ところが、たまたまICS MEDIAさんの「JavaScriptで取り組むクリエイティブコーディング – パーリンノイズを使いこなせ」が目にとまって(引き寄せて)、「あら、JavaScriptってすごいことができるんだ」と感動。

さらには京都のジュンク堂で「Generative Design with p5.js」なる本を見つけて(引き寄せて)しまい、「JavaScriptでProcessingができるの!?」と本書を買っちゃう。

で、コードを打ったり、三角関数などの知識が必要なので数学を思い出したり、本家リファレンスを見ていくと最初はわからないこともだんだんとわかっていくんです。

これがとても楽しい。いや、僕はきっと嬉しかったんだな。「自分が以前からやりたかったことを、やってあげた」という喜びなんだと思う。

思い返すと、こういうお試しは松本時代によく目の前に現れてたと思います。

 

今は、ICS MEDIAに出会って”クリエイティブコーディング”という言葉を知る(楽しそう) → p5.jsに出会う(楽しそう) → そもそものJavaScriptに興味を持つ(楽しそう) → JavaScriptってFrameworkもあるの!?(楽しそう) → フロントエンドすごい(楽しそう)

みたいな流れで、フォトグラファーだけどフロントエンド領域に興味津々(笑)

この記事を書いている今は「Vue.jsREST APIを使ってWordPressの記事を表示しよう」や「Vue.jsとPython(Flask)を連携させてみよう」なんかを考えてます。完全に自己満足の世界。

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今こそ「1000時間の法則」を再スタートするとき

独立当初、松本に移住したときにこんなことを書いてました。

写真とプログラミングとCGをやっていきたい、というお話。

最初は「1000時間の法則」で育てようとしました。でも、3つ同時だとそれぞれが少しずつしか進まなかったし、その間に生活費は無くなるし。自己肯定が低く、自己否定が高くてなかなか芽吹きませんでした。あ〜僕の暗黒時代(笑)

でも、フォトグラファーとしては活躍できました。本当にたくさんの人に支えられてきたからこそ。

フォトグラファーはこれからも僕のメインの柱であり稼ぎ頭。まだまだ成長できる柱。でも、「そろそろ他の柱も太くしていいんじゃない?」「うん、いいんだ!!」とようやくOKを出せました。

言うなれば、フォトグラファーはVer2.0に、それ以外はVer1.0に向かうとき。

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新しい3つの柱

僕の3つの柱は

(1)Photographer
(2)Creative Coding
(3)Digital Content Creation(DCC)

ということにしました。

僕にとってDCCは、LightroomやPhotoshopが今までの分野したが、3DCGや映像などの他のツールにまで広がる感じ。以前から興味があって、そういう情報は自然と目に入ってきましたからね。

現状では(1)は遊びであり、(ありがたいことに)仕事にもなっているもの。一方、(2)(3)は「遊び100%」と言えるものだけど「自己投資100%」とも言えるもの。

これが今の僕の立ち位置です。

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悩みはある、でもやりたいからやっていく

「遊び100%」である「Creative Coding」、「Digital Content Creation」は仕事になるかわかりません。お金になるかはわからない。

お金というものは人を喜ばせた感謝の気持ちが具現化したものだから。

どうやって喜んでもらうかイメージできませんが、3つの柱を組み合わせることでおもしろいナニカになる可能性はある。そういう新しい視点でモノゴトを見てもいい。

・・・・・

今現在、僕はたくさんあるツールや技術のことを知ってはいるけど、「やった〜!!」と喜べるほどの形あるものを作ってきたわけじゃないだよね。

「やった〜!!」と心から思えるものはやっぱり写真なんです。

だから、当面の間はPhotographerであることを楽しんで稼いで、Creative CodingとDCCを楽しんでいくことでしょう。

ひとつひとつやっていきます。
ひとつひとつ形にしていきます。

もう遠慮したくないから。
自分にもう遠慮したくないから。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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