あなたは今、ひとつ、ないし、ふたつのことに全集中したいという気持ちがあるかもしれない。深めたり、広げたりしたいから。
でも、「あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい」と散漫になりがちかもしれないね。全集中とは正反対の気持ちにぐらぐら。
「集中できなかった・・・」と、これを悪く受け取るかは自分次第。自分で決めていい。「全集中してやったことも、散漫して興味の赴くままやったことも全部プロセスで繋がっている」と決めていい。
実際にやってみないことにはわからないし、やらないよりずっといいと僕は思います。「やりたい」と感じたことをやってあげたことの方に意味はあります。
「そういう回り道」があなたの個性や感性を育むものです。効率を重視する人にはそぐわない考えでしょうけどね(笑)
人生において、全集中したいモノやコトに出会えるスピードはきっと人それぞれ。もちろん、早いに越したことはないでしょう。多くの時間を注げるから。でも、焦っても仕方ありません。
案外、『今は目の前にあるそれをやるのみだ』と全集中を続けていけば、いつの間にかあなたにとって大切なモノやコトに出会えてると思います。
気がついたら「あ、これか!?(笑)」となってるかもしれないよね。だから、集中でも散漫でもいいから目の前のことをやってみる。やってあげる。
そんなんでいいんじゃないかな。
自分のスピード感を大切にしてあげてくださいね。
余談)
ちょっと落ち着いて何したいかな〜と考えるために、この本を読み返そうと思いました。