『初心を思い出して、アップデートしよう』

お風呂上がりに思いました。

「初心忘れるべからず」という言葉があります。大切なことを言っているよね。初心って最初に志したキッカケや、「やるぞー」と始めた決断のことで、とても尊重できることだから。

(何かを始めるって相当のエネルギーが必要で、それなのに始められたんだから、めっちゃ尊重できるでしょ?褒めちぎってもいいくらい)

でも、こうも思う。

『初心は忘れてもよくて、むしろアップデートしていくものじゃないか?』

あのとき抱いた初心が、今の自分にぴったりとは限らないからね。

あのときやりたかったことが、今もやりたいこととは限らないように。
あのときうまくいったやり方が、今も通用するとは限らないように。

たとえば僕の「働く」については、1つの柱だったものが2つになりました。

2015年に前職のIT企業を辞めたとき、「もうITには関わらない、これからは写真でお役に立つのだー」と始めたフォトグラファーだったけれど、今は「やっぱやりたい、作りたい」とエンジニアに復帰して、2つの柱になっています。

2020年8月現在

(おまんまをいただく)仕事では、SAPを活用するプロジェクトに参画しています。開発のブランクが10年くらいあるのにありがたいことです。

プライベートではPythonとGolangを使ってます。今はモノを作ることより、「言語を知りたい」モチベーションが高いので、もっぱら学習です。PyQUdemyを活用し、ほぼ毎日、手を動かして「技術力の底力」を鍛えてます。いずれ、技術を使って貢献できると信じて。

GitHubの成果をもっと充実させていきたいところですね。

前職を辞めてから歳を重ね、住居も変わって環境も変わった。マインド含めて僕も成長してきたわけです。結婚もしました。

前述した『初心は忘れてもよくて、むしろアップデートしていくものじゃないか?』はつまり

「ステージが変わったんだから、今のステージにいる自分にふさわしい初心にしよう」

ってこと。

だから、ちょっと忘れかけてる初心を思い出してから、アップデートすることにしました。

あのときやりたかったことが、今のステージにいる自分が、やりたいこととは限らないように。
あのときうまくいったやり方が、今のステージでも、通用するとは限らないように。

突き進むためには、ステージに応じたやり方が必要になります。昔のやり方を手放して、アップデートすべきでしょう。

初心を研ぎ澄ませていくと、「働く」よりももっと根本的な「生きる」ことの本質が出てくるはずです。「自分の”いのち”をこう使っていくのだー」と自分が自分に定義できて、腑に落ちるまでになると僕は思う。

これが俗にいう「ミッション」や「アイデンティティ」ですね。

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|FUJIFILM, Nikon, RICOH, SIGMA|写真でやさしい世界を伝えてゆく
◆Software Engineer|スキ:Go/C,C++/WebGL|オシゴト:SAP Analytics Cloud

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