『初心を思い出して、アップデートしよう』
お風呂上がりに思いました。
「初心忘れるべからず」という言葉があります。大切なことを言っているよね。初心って最初に志したキッカケや、「やるぞー」と始めた決断のことで、とても尊重できることだから。
(何かを始めるって相当のエネルギーが必要で、それなのに始められたんだから、めっちゃ尊重できるでしょ?褒めちぎってもいいくらい)
でも、こうも思う。
『初心は忘れてもよくて、むしろアップデートしていくものじゃないか?』
あのとき抱いた初心が、今の自分にぴったりとは限らないからね。
あのときやりたかったことが、今もやりたいこととは限らないように。
あのときうまくいったやり方が、今も通用するとは限らないように。
たとえば僕の「働く」については、1つの柱だったものが2つになりました。
2015年に前職のIT企業を辞めたとき、「もうITには関わらない、これからは写真でお役に立つのだー」と始めたフォトグラファーだったけれど、今は「やっぱやりたい、作りたい」とエンジニアに復帰して、2つの柱になっています。
前職を辞めてから歳を重ね、住居も変わって環境も変わった。マインド含めて僕も成長してきたわけです。結婚もしました。
前述した『初心は忘れてもよくて、むしろアップデートしていくものじゃないか?』はつまり
「ステージが変わったんだから、今のステージにいる自分にふさわしい初心にしよう」
ってこと。
だから、ちょっと忘れかけてる初心を思い出してから、アップデートすることにしました。
あのときやりたかったことが、今のステージにいる自分が、やりたいこととは限らないように。
あのときうまくいったやり方が、今のステージでも、通用するとは限らないように。
突き進むためには、ステージに応じたやり方が必要になります。昔のやり方を手放して、アップデートすべきでしょう。
初心を研ぎ澄ませていくと、「働く」よりももっと根本的な「生きる」ことの本質が出てくるはずです。「自分の”いのち”をこう使っていくのだー」と自分が自分に定義できて、腑に落ちるまでになると僕は思う。
これが俗にいう「ミッション」や「アイデンティティ」ですね。