「ザ・マネーゲーム」から脱出する法』を読みました。

この内容が7年前に書かれていたことにびっくりなんです。内容はスピ系とも言えるし心理系とも言える「在り方」でもあり、しっかり「やり方」も提示してくれる本、というのが感想です。

本書のやり方をコツコツとやっていくことで「自分を信じること」ができ、「世界はやさしいと信じること」もできるようになると僕は思います。

心のことを学び、経験してきた僕としてはとても納得できる内容でした。

前提として、僕は「魂」や「宇宙の豊かさ」などの話を信じてる

独立を決めた2013年以前のサラリーマンの自分だったら「はぁ?」と首を傾げていたスピリチュアルや心理のことを今の僕は「ある」と信じてます。

盲信しているつもりはなく「なんとなくそうだろうな」くらいに。でも確実に「そうだよな」くらいに。

僕のように以下の方の著書やブログ、メルマガを読んだことがある人は受け入れやすいと思います。

そしてアドラー心理学やエニアグラム。さらには昨年に受講した岡部明美さんのLPL11期での心の学びと実体験があるからこそ、

  • 無限の豊かさ
  • 僕らは体験するため地球にきている
  • 量子力学(思考は現実になる)
  • 感情が先で行動が後
  • 本当の自分(真我)

という言葉や考え方が100%ではないですけど「だよね〜」と受け入れられました。

本書を読んで、いろんな方が発信してきたことが繋がった感じ。とはいえ、僕はまだ「そういうこと」を知り始めたフェーズ。僕の現実が「そう」なっていくのはこれからです。

それでは、本書の内容を少し解説します。

「人間ゲーム」をプレイするためにきている

僕たちは地球に「人間ゲーム」をしにきてます。

どんなゲームかというと「喜怒哀楽、あらゆる感情を体験するゲーム」と僕は見ています。本書ではゲームの目的は「本来の自分」の力を取り戻すとあります。

RPGを例にすると、本書の「本来の自分」がコントローラーを握っているプレイヤーで、操作されているキャラが「(いま自分が自分と認識している)自分」だね。
(この記事を書いている僕自身)

「本来の自分」が「RPGツクール」というソフトウェアを使ったかのように、シナリオから村人やレアアイテム、「自分が感じる感情」から何もかもをプロデュースしています。
(まさにブログを書く、というシナリオに沿って僕が行動しているわけ)

ひとつひとつイベントをクリアして自分を高めていく壮大なアミューズメントを仕組んでいるんですよ、「本来の自分」がね。

というようなのことが本書には書かれています。

ぶっ飛んでいるでしょう?「マネーの話はどこ!?」ですよね(笑)

本書では「本来の自分=無限の存在」と書かれていて、僕は「魂」のことだと思っています。「かみさまは小学5年生」に書かれているように「魂は神様になる修行のため地球にきている」わけで、その「魂」が「無限の存在」じゃないかな。

「感謝」と「プロセス」をやってゆく

人間ゲームに使える道具は4つあると本書に書かれています。

(1)感謝の表現
(2)プロセス
(3)ミニ・プロセス
(4)ボキャブラリーと独り言の強化

この記事執筆当時、ある感情にどっぷり囚われています。

「プロセス」を使ってみましたが、なかなか奥へは進めません。途中で「いや〜!!」って反応しちゃってシャットアウトしちゃうんです。苦しい。

でも、本書に『「本来の自分」は自分が解決できない課題は作らない』と書かれています。

1回で解決できることは少ないかもしれないけど、ちゃんと解決できるシナリオになっている。(映画のように)解決までにさまざまな困難があるかもしれないけど、それすらも「本来の自分」が用意したシナリオ。

目の前に現れる出来事すべてがかけがえのないチャンス。この先に宝物、卵があることを僕は知ってます。

だから僕はまず4つの道具のうちわかりやすい「感謝」と「プロセス」を使ってゲームをプレイします。

「人間ゲーム」を笑いながらプレイできるほどの在り方を目指してね、ってこれは難しく考える必要はなくて「本来の自分」をゆるっと思い出していく感じでいきます。

「プロセス」を使って不快な感情の受け入れていくことが自己肯定感につながる

LPL11期を通じてわかったこと

それは「見たくない!」「嫌だ!」と痛い・苦しい感情の奥に実は宝物があるということ。そこを癒すことで本当の自分を思い出すキッカケになるということ。

本書で「卵」と書かれているその宝物は「本来の自分」の力の欠片なんです。だからこそ、

自分で作った「人間ゲーム」はやる価値がある!
「卵」をゲットして力をつけていくRPG!

そもそもそれがゲームの目的だからね。やってみたくなるもんです。

不快な気分を受け入れるメソッド「プロセス」とは

人間ゲームは「喜怒哀楽、あらゆる感情を体験するゲーム」と書きました。

でね、どの感情でも嫌な気分になることがありますよね?一般的にネガティブイメージの「怒哀」はとくに。でも、さっき書いたようにそういう感情の奥には宝物(「卵」)が眠っています。

「卵」をゲットするためには一度嫌な感情と向き合わないといけません。その攻略法が本書に書かれています。それが「プロセス」です。

ステップ1:その中に飛び込む
ステップ2:不快なエネルギーを残さず感じる
ステップ3:その強さがピークに達したら「真実」を告げる
ステップ4:自分の力を取り戻す
ステップ5:本当のあなたをもっともっと表に出す
ステップ6:あなた自身に、そしてあなたの創造物に感謝を表す

【ステップ1〜2】

とことん嫌な感情を感じます。思考も論理も捨ててただ感じる。感じられるだけでいいから感じる。

【ステップ3】

ここで真実を告げるわけですが、人間ゲームはまず幻想であることが前提です。だって「本来の自分」にとってはコントローラーを握ってプレイしているわけだから幻想であって本物じゃない。

だから真実とは「その嫌な感情は本物じゃない」し、「そもそも自分は無限の存在なんだから無敵だよ」という感じで告げます。

【ステップ4〜5】

ここでは「そもそも自分は無敵だよ」ということがイメージできる言葉を言ったり感じたりします。

【ステップ6】

嫌な感情に「ありがとうね」と伝えます。嫌の奥には宝物があったわけだからね。試練を課してくれてありがとう、です。

「プロセス」は自己肯定感につながる

こうしていくと「卵」が自分に戻り、力を取り戻していくわけ。もちろん1回ではできないでしょうね。コツコツと練習が必要しょう。

でね、「プロセス」ってまさに自己肯定感を高めるものだと思うのです。現状を否定せずあるがままに受け止めていく流れそのものだから。

嫌な感情もただの感情として受け止め、真実の言葉を告げることで別の視点が持てる。すると、自己否定していたことが実は自己肯定につながるんじゃないかな。

本の紹介

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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