2018年も師走。僕のサイトをちょいちょいテコ入れしています。

翌年からのお仕事情報などの更新。撮影メニューや料金を改定したり、プロフィールでは今の僕が伝えたいことをリライトしたり。

そんな中、旧プロフィールに載せていて、新プロフィールには載せないものがありました。それは「僕が信州に移住した理由」です。

僕の中ではもうスッキリと昇華してて「もういいかな」となっている話。せっかくなので記事として残しておきます。

それでは信州に移住するきっかけとなったお話のスタート。執筆したのは2017年頭くらいだったと思います。

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仁科三湖のひとつ、中綱湖の湖畔をお散歩中。

自然の偉大さとそこで出会えた人たち

2005年の春、ふと思い立ち、信州の中信地方(塩尻〜松本〜大町〜白馬)へと車を走らせていました。

大町から白馬方面へ国道148号線を北上していたときのこと、向かって左側には雄大な北アルプスが見えます。

それを目の当たりにしたとき「なんて山が大きいんだ!」、「なんて山が近いんだ!」といった自然の偉大さに、とてつもない衝撃を受けたのが、信州に強く興味を抱くことになったきっかけ。

最初は仕事のストレス発散を兼ねて、ただ「信州に行きたいという逃げの姿勢」でいました。しかし、2014年になってからは現地の方と交流したくなり、さてどうしようかと考えていると、信州でとてもエネルギッシュで、楽しいことをやっている人たちが目にとまるではありませんか。

コワーキングスペース(のスタッフさん)です。

  • 松本市のコワーキングスペース「KNOWERS
  • 上田市のコワーキングスペース「HanaLab.

いきなり見知らぬ土地の方と交流しようとするわけだから、「人の集まる場」から入っていた方がすんなりコトが進むはず。

あとは、その土地の方が「信州から世に向けて何か楽しいことをするぞ!」とアクションを起こしているように僕には見えて、その姿勢に共感。いや、憧れました。ぜひ僕もその中に加わりたくなったのです。

そして、初めて訪れた日にコワーキングの会員になって、以降、KNOWERSに遊びに行くようになりました。

最初は「本気で移住したいのか?」を見極めるため、信州にいることを当たり前にしようと行動開始。

2014年3月から月に1〜数回、できるだけ信州に行き、できるだけ地元の方と交流しました。自分から動き、信州の空気や土地にふれることで 「信州にいるぞ感」を得るために。

そうして信州の景色に感動したり、松本での出会いから「信州に住みたい」と本気で考えるようになり、移住しました。

振り返ってみると、その土地を選ぶ理由はそこで出会えた「人」や「縁」がどんだけステキなものだったか、ということが影響しますね。

気が付いたら2016年7月からKNOWERSのスタッフなんてモンをやらせていただくことに(笑)

兵庫への移住を機に退職しました。1年半くらいお世話になったかな。

信州はたまたま最初に感性に響いたところ

豊かな自然や人は、この日本でさえ至る所にあります。でも、僕が最初に衝撃を受けたのは信州だったってだけ。

もし最初に北海道だったら移住先はそっちだったかもしれません。でも、人生に「もし〜〜だったら」はありませんよね。

それに広島県の尾道や竹原も住んでみたい土地です。その他には京都。なぜなら、そこで出会えた人たちを好きになったから。

僕は人と関わりたいんだな。

だから、好きなときに、好きな場所に、好きなだけ行ける自遊人に僕はなります。

信州に移住した理由は「チャレンジ」と「好循環」

最も大きい理由は「チャレンジする自分を試す」こと。もうひとつは「好循環をまわす」こと。

僕はみんなに「なんかいいわ〜」というゆるっとした居心地の良さを感じてほしいと思ってます。

ひるがえって、それは自分が感じたい望みでもあります。その可能性を感じられるのが信州だった。

ですから、「生きたいように生きる」と考えたときは、信州に行きたいとまっさきに頭に浮かびました。

「自分がいい気分でいたい → その場所に行く → その場所で生きる → 自分がいい気分になる → 自分に優しくできる → 人にも優しくできる → そして、そういうことは巡り巡って自分に還ってくる」

この素敵な循環をまわしていくのです。

そして、移住して1年(2017年ごろ)、この「GiveするからGiveされる」という、いい流れに乗ることができました。

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おわりに

という話を2017年あたりに僕は書いていたようです(笑)

いや〜、兵庫に移住するまで松本には2年半いました。振り返ってみるとこの期間は本当に宝物。松本は第二の故郷のように思ってます。たくさんの人と出会えたし繋がれたし、たまに遊びに行けば歓迎してくれる人もいる。

それがとても嬉しい。あぁ、そういう関係を僕は気づけたんだな、というのがとても誇らしいんですよ。

うん、僕ってやっぱすげぇ男だ(どーん)

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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