Blenderに慣れるため、ほぼ毎日さわっています。チュートリアルをやったり、思いついたものを作ったり。

チュートリアルは海外のものをやっているので、BlenderのUIは英語のままです。日本語にしていると、チュートリアルのときに不便であることと、親指シフトでは正しく日本語をタイプできないから。

そんなことを続けいたら「だんだん英語が聴き取れるようになってきた」ような気がします(笑)でも、確実に言葉として認識できる単語が増えてきました。

という体験から、僕なりの英語力をつける方法をまとめます。

英語力をつける方法

1. 興味あることと英語を結びつける

「やりたい」からスタートしたBlenderは

  • 海外製のソフトウェアであること
  • 日本語化できるけど英語のチュートリアルに触れていること

と、たまたま「興味あることと英語が結びついている」わけですが、「英語を学ばないといけないから学ぶ」よりは、「やりたい」という気持ちではじめると吸収率は上がります。

2. 興味のある動画を見て、聴く場数を増やす

写真でもなんでも学習は「経験の場数」がものを言います。

前述したようにチュートリアルは海外のものを見ています。YouTubeで「Blender 2.8 チュートリアル」と検索したら、たまたま作風が好きな方を見つけてね。

そしたら無限にある動画から「これ、あなたにおすすめ」という動画がどんどん表示されるじゃないですか。教材に事欠きません。

Blenderのチュートリアルは、その性質上、画面操作の動画がメイン。

投稿者の発音はあまり関係ありませんが、チュートリアルを続けていくと同じ単語(たとえば「Cycles Render(さいくるすれんだー)」や「EEVEE(いーびー)」など)だけで、いろんな人の発音が聞けます。

「この人は、ここのブレスが弱いな」という違いも含めて、音がどんどん染み付いていきます。

そうやって聴く場数を増やしていくと、自分の耳が英語に慣れていきます。

3. YouTubeの自動字幕機能をONにする

この後に紹介する動画で知ったのですが、YouTubeには字幕機能があります。

字幕をONにすると好きな動画が「発音と(英語の)テキスト」という教材に化けます。こりゃすごい。

チュートリアル中は操作に集中するのでテキストまで見る余裕はないけど、発音のニュアンスが目からもわかるから、英語に慣れる意味では大変ありがたい機能ですね。

日本人が英語力をつけるためにおすすめの動画

ここまで書いたことに気づいた頃、見つけた動画がありました。「クリスの部屋」というチャンネルです。

(1)英語のリスニングを「爆発」させる最強の方法

ものすごく日本語がお上手なクリスさん

爆発させる方法は以下を習慣にするとのこと。

  • 1日短時間でいいから見る
  • 海外のTV・英語・YouTubeに英語の字幕をつける
  • アメリカを意識するならアメリカの動画、イギリスを意識するならイギリスの動画を、がおすすめ(訛りがぜんぜん違うみたい)

「ずっとやる必要はないよ」とクリスさんはおっしゃってます。気になる方は動画を見てみてください。

動画を見ていたら、僕がたまたまやっていたことと合わさる部分もあってびっくりしました。

(2)もっと楽に「最速」で英語を話せる3つのポイント

ときどき関西弁が出るクリスさん(笑)

日本人は「ちゃんと伝わるかな?」「発音はしっかりしないとダメ」に囚われていて、コミュニケーションをとることより発音を気にしがち。ここ注意だね。

でも「そんなことは関係ない!」とクリスさんはおっしゃいます。

そんなとこよりカタコトでもいいから・不器用でもいいから、「SAMURAI accent」のまま言葉を伝えればいい。むしろネイティブの方は「そういうの」を待っているとのこと。

でね、それでも相手が聞き取れない場合はこう思うといいそうです。

「こちらに非があるのではなく、その人が”SAMURAI accent”に慣れていないだけだ」と。oh….目から鱗 :)

そもそも僕たちとネイティブの方とでは、口の筋肉のつきかた・使われ方が違うのに、大人になってからネイティブ発音を身につけようと頑張るくらいなら、聴く力と単語力をつけたほうがいいね。

おわりに:「自分のために英語を学ぶ」にする

BlenderやPythonなどをやっていると海外の情報にふれる機会がグーンと増えます。すると、英語(のドキュメント)にもっともっと慣れたい!となります。

「大学入試のために英語を学ばなければいけない」より、「自分のために英語を学びたい・知りたい・使いたい」になるといい。

とはいえ、いきなり身につくものでもないのでコツコツが活きます。チュートリアルをやったり、思いついたものを作ったり。それは写真も同じ。コーディングも同じ。

コツコツやる

できる・わかる・楽しい経験を積む(省みながら)

もっとやりたくなる

コツコツやる

以下略

という素敵スパイラル。

全部をわかろうとすると挫折するので、わからないことに遭遇したら調べるだけにすることが大切。「わからなくてもいいんだ」くらいでいると楽です。

Blenderに限らず、PythonやJavaScript、Lightroomなどを日々さわっていると自然と英語情報にも触れています。

1点集中していないのでツールの上達速度は速くはありません。けれども、コツコツを続けた3ヶ月後、半年後どうなっているのか?きっと今より進んでいるはずです。

そう思えば今から楽しみってもんです。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

写真素材note発売中

継続課金マガジンで販売しています。ブログに載せるもOK、壁紙に設定するもOK、使い方は自由です。フリー素材も良いけれど、人と被りたくないという方に人気です。

人物写真|Photo Session

お話しながらのポートレイト撮影です。「今」そして「これから」のあなたにフォーカスして撮影します。SNSやサイト用のプロフィール写真に。

イベント写真|Photo Shooting

「友達と楽しんでいる」「セミナーで講演している」「パーティーを主催している」など、皆さんが大切な時間を過ごしている瞬間をスナップします。