前回の記事でブログにFlickr画像のリンクの張り方をまとめました。

今回は僕がどのようにして写真をFlickrにアップロードしているかをまとめます。

環境

写真管理とRAW現像には、Apple製アプリ「Aperture」を使っています。他にAdobe LightroomやSIGMA Photo Proを使っていますが用途は限定的で、これらで現像した写真(JPG)も全てApertureに読み込んでいます。

ステキプラグイン「FlickrExport」

ApertureとiPhoto対応の有料プラグインです。2015年1月現在、新規ライセンスはそれぞれ$24.95/$19.95かかるようですね。購入当時はポンド表記だった気がしますが、いつの間にドルになったんだろ。

インストールするとAperture/iPhotoからFlickrにアップロードすることかできます。

ただアップロードできるだけではありませんよ。Flickrのalbum作成やtag付けなど、ブラウザから操作するには「まどろっこしー!」という作業も、このプラグインならカンタンにできちゃいます。

もともとApertureでもFlickrへアップロードすることはできます。しかし、その写真をAperture側で削除するとFlickr側も削除されてしまうとのこと。Flickr側には参照コピーみたいな状態になるようです。

「ようです」ってのは、僕はFlickrを使いだした当初からこのプラグインを使っていますので、その実を知りません。

しかし、このプラグインでアップロードすれば、Aperture内の画像とは別モノとしてアップロードされるので(要は書き出される)、そういう問題は起こりません。素晴らしい!

何がカンタンにできるのか

詳しくは本家サイトに譲りますが、ざっと挙げると、

  • album作成がカンタン
  • Tag付けがカンタン
  • Groupへの投稿がカンタン
  • Privacy設定がカンタン

くらいですね。

実際にやってみる

以降はApertureをベースにお話します。

アップロードしたい写真を選択して「ファイル」→「書き出し」→「FlcikrExport」します。もちろん1枚でも複数選択してもOK。僕はよくアップロードするので、Apertureにショートカット「shift + control + e」を登録しています。

「Infoタブ」では、TitleやTagsを設定します。Titileはファイル名のままですね。Tagsは機材やおおまかな撮影場所にしてます。めんどいときは特に設定しません。

また、albumを作るときは「Create new album with these photos」をチェック→「Edit」で作れます。

「Groupsタブ」では、JoinしているGroupが一覧表示されますので、気に入った写真が撮れた場合は、該当するGroupにチェックしています。こうするとチェックしたGroupに投稿されるのです。

「Albumsタブ」では、該当するアルバムにチェックします。

「Controlタブ」では、Privacyを設定します。ほとんどPublicですが、なかにはPrivateにすることもあります。

これらの設定は、いずれも画像単位で可能です。

全て設定したら、あとは「書き出す」でOK!しばし待ちましょう。

管理テクニック

FlickrExportをインストールすると、Apertureメタデータに「Flickr ID」と「Flickr URL」という項目が追加されます。アップロードしたあと、 Flickrが生成したIDとURLが自動で設定されます。このURLをFacebookやTwitterに投稿すれば、画像リンクになるわけです。

このメタデータを利用して、このようなスマートアルバムを作っています。

こうすればApertureライブラリ中でFlickrへのアップロードしていない写真が一目瞭然となります。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|FUJIFILM, Nikon, RICOH, SIGMA|写真でやさしい世界を伝えてゆく
◆Software Engineer|スキ:Go/C,C++/WebGL|オシゴト:SAP Analytics Cloud

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