2018年9月から2期TLI講座ビジネスを受講してます。心という「あり方」と行動という「やり方」を両輪で実践していく、月2日間 x 5ヶ月連続のボリューミーな講座。
10月某日、第2講の「パッカーン体験」がこの記事を執筆している今も心が平穏でいられる源だと思ってます。
自己肯定感が低い人、自己否定感が高い人、そして、やりたいことかなんでかできない人もこのシャドウやゴールデンシャドウの話を読むと、もしかしたら前に進めるかもしれません。
第2講も「心」がメインの2日間
前回に引き続き、第2講も心がメイン。
行動に起こすとき、心を整えなくても(心のことなんか知らなくても)進めることは進めるし、一定の効果を出せる方は確かにいらっしゃいます。
でも「やるよ!」とアクセルを踏んでも、「でも・・・だって・・・」という無意識に自分を抑えてしまうブレーキを踏んでいる方もいらっしゃいます。すんなり進まないんですよね。
そこでブレーキ(自己否定が高く、自己肯定感が低い状態)を外すために必要なのが「あり方」です。
自分の人生や仕事などを飛躍させようとしている人にこそ「心」から入るのが実は早い、と僕は理解しています。
今回のお題はビリーフとコア・ビリーフ。それから心理学用語のシャドウと、その視点を変えたゴールデンシャドウ。後者が僕的に一番のヒットでした。
シャドウ
他人の言動を見たり、聞いたりすると、自分の中で反応があるでしょ?楽しい、嬉しい、悔しい、ムカつく。そういう反応。
「他人は自分の鏡」という言葉があるように、他人の言動によって自分がどういう反応をするのかがわかるという仕組み。
でね、このシャドウってのは自分が今まで抑圧、つまり「ないこと」にしてきたアレコレなのです。
たとえば「〜〜したらダメ」「〜〜はいけないこと」「〜〜してはいけない」とういう「ないこと」、
- わがままを言ってはダメ
- 怒ってはいけない
- 約束をやぶってはいけない
など、あくまで自分が「それはない」と抑えてしまっているもの。
これらの観念を持っている人にとって「〜〜」をしている人をみるとイラっとする。それは「〜〜」を抑圧してきたから。
人の言動から
- イラっとしたり
- あの人、嫌い
- なんだかあの人苦手
と思ったのならば、それは自分が抑圧してきたアレコレ(=シャドウ)を他人を使って見せてくれている(=投影)ということ。「他人は自分の鏡」である所以。
大抵はシャドウを見せてくれた人には攻撃したり、結果的に仲違いになったり。でも、実際のところそれって
「あんな人きらい!=こんな自分きらい!」
なんです。自分の中で「ないもの」にしてきたものに「ダメ」って言っているだけだから。
そういうときこそ自分が何を「ないもの」にしてきたかに気づくチャンスです。「ないもの」に対して許してあげられるチャンスなのね。
どうすれば許せるかは「ないもの」にしてきたものを「ある」と認めること。
あのひとが「〜〜」していることを「本当は自分もやりたいんだ」と認めること。実際にその人と仲良くするか、実際に「〜〜」をやるかは別にして、「ただ自分の中にもあるな」と認めること。
「あら〜、実は自分の中にもあったわ」
「まぁ、あってもいいか〜」
「それでも自分は大丈夫だし!」
これだけ。
練習は必要になりますが、他人に嫌な部分が見えたらコツコツとそれをやっていけばいいのです。
ゴールデンシャドウ
シャドウは自分の中に抑えていたアレコレです。そのシャドウをブラックシャドウとするなら、反対のゴールデンシャドウもあります。陰陽のように両面同時にあるのが世の常だから。
あなたが憧れている人、「わぁすごいな〜」と感じられる人、そういう「いい感じ」の人っていませんか?
- あの人のように「〜〜」できるようになりたい(憧れ)
- 「〜〜」しているあの人、すげぇなぁ(感嘆)
- あの人は「〜〜」してあんなに有名になってちくしょー(嫉妬)
そういうのです。たとえば僕なら
- クリエイターの故・秋元きつねさん
- 写真家のハービー山口さん
- 写真家の塩澤一洋さん
- ロックバンドのTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- ロックバンドのBLANKEY JET CITY
など。他にもたくさんいらっしゃいます。
でね、この「憧れ」「感嘆」「嫉妬」もシャドウと同じでね、他人に感じるそのエネルギーは自分にあるものなんです。
今はまだエネルギーの強弱はあるかもしれないけど、たしかに自分の中にあるもの。そうでないと反応することすらできませんから。
ゴールデンシャドウの話を聞いたとき「あぁ、これ、僕にもあるんだなぁ」と腑に落ちた。まだそのエネルギーを世界に解放していないだけで、実はある。
そう心から思えたからパッカーンが来たんです。
実はすでに「ある」んだ
他人は良くも悪くも「自分ってこう思っているんだ」という観念を知る良き存在。
他人の言動を見て感情が湧いたとしても、感情それ自体に良いも悪いもなくて、それがポジティブ・ネガティブと決めている(選択している)のは自分です。自分の観念がそうしている。
だから、自分が「ある」と気づいてあげることが本当に大切。
シャドウなら「あるなぁ」「まぁ、あってもいいよ〜」だし、ゴールデンシャドウなら「よし!あった!」とあたらめて知ってあげる。それが自分の中の歓びエンジンをブーストする原動力になる。
と、こんな感じでパッカーンきちゃってね。今すごく心が軽いんです。スペースができたんだろうね。余裕というスペースが。
だから今は前に進むためのエネルギーを注げるんだと思います。