僕にとって、これを言うのは恥ずかしいことで、「こんなやつは社会人としてダメ」など、人からどう思われるのか考えるととても怖い、と思っていることがあります。
でも、気づいて「しまった」ことだし「パッカーン」だし、こうして言葉にすることで整理ができるからあえて言います。
僕は「自分のやりたいことの時間を見積もれないやつ」なのだと。
サラリーマン時代に苦痛だったこと
IT企業に勤めていたのでシステム開発をやります。で、当然のようにスケジューリングはやらねばなりません。どの職種でもやるでしょうね。
でもね、リーダークラスになってから「あ〜も〜」と辟易する作業が工数や日数の見積もりでした。
やってみないとわからないことを事前に予想する。もちろん予算の確保やプレリリースの準備など、関連部署が多いからこそ必要だということはわかる。
けど「僕は」嫌だったんだよね。
仮に工数が足りなければ「なぜ足りないのか」ということをイチイチ説明しなくちゃいけない。工数が多く余っても同様。スケジュール調整なんか本当に嫌だった。
そういう「やらないといけない」ことが本当に苦痛だったなぁ。
僕は作りたいんだよ!プログラムを!考えたいんだよ!ロジックを!・・・って伝えればよかった。
でも、最初の職場では上司か上長かが働きかけてくれたのか、僕のチーム異動を認めてくれて、作ることに専念できるチームの一員になれた。幸せだった。
自分のやりたいことの時間を見積もれないやつ
で、冒頭のこの言葉。
僕は好きな作業・やりたい作業にこだわりたいだけなんです。
こだわりたいからこだわる。個人的な作業でも依頼された作業でも。そりゃ、かかる時間なんて変動しまくるよ。
「1時間だけこれやって、次はこれやる」とスケジュールたてて行動するなんて無理だし、「2時間でやって」と言われるのも本当は嫌なんです。
実際に今、僕のサイトを改修していますが、イチイチ細かいところにこだわっちゃって予定より進んでません。が、とても満足してます(笑)
記事執筆当時は、プロフィールとオシゴトのトップページを改修して満足してます。
そう、「費用対効果」や「効率」を重視している人にはおおよそ考えられないことでしょう。けど、僕はもう「そう」なんだよね。だって、「そう」なんだから。
依頼する側からしたら困るであろうことは簡単に想像つくけれど、僕はこだわっちゃう。反面、まったくこだわらなくなることもある我がままさん(笑)
(これ、僕の予想では、双子座の二面性の性質であったり、エニアグラム(ウィング)7の好奇心+飽きっぽさの特性だと思ってる)
「どんなことも2割で良いんだよ」でいられたら楽だし、友人にもそういうアドバイスをしてもらったことはあるけど、その境地にはまだたどり着けないなぁ。
こんなこと言って大丈夫なのか、の恐怖を受け容れるために
つぶやく
こんなこと言って怖いということは、そこに謎の罪悪感を感じたり、謎に自分を責めていたりするからだろうね。
なので、こんな言葉をつぶやいていきます。
- それ「で」い〜じゃん
- そんな「でも」い〜じゃん
- やりたいんだからしゃ〜ないじゃん
- それ「が」自分だよ
- それ「も」自分だよ
言葉を逆にする
どんなこともメリット・デメリットがあります。表裏一体なのね。だから、
- 作業が遅い → こだわるのが好き!すごい!
- イチイチ細かい → 品質が十分!すごい!
- 予定通りやれない(やりたくない) → たくさんのことができる人!すごい!
こんな感じで、思いついたネガティブワードを逆転してやろうと思うのです。どう解釈しても、どう言い換えても自由だもの。
このように自己を肯定することで、自分の見る世界は変わってゆくものだと思います。
自由とは
好きなときに
好きなことを
好きなだけ
好きなように
やれること
と、「自分のやりたいことの時間を見積もれないやつ」に気づいたとき、僕の中で定まりました。