2019年2月、プリセットの販売は終了となり、当該ページも削除されましたが、本記事では当時のプリセット名で記載します。
Lightroomで使っているVSCO Filmのプリセットは3つ。
- VSCO FILM 02:Classic Films
- VSCO FILM 06 : Alternative Process Films
- VSCO FILM 07 : Eclectic Films
06を最初に購入し、セールやっていたときに07を購入。最後に02という流れです。
以来、いろんな被写体にこれらのプリセットを試しながら、僕のデフォルトとなるプリセットが決まりました。
それは、VSCO FILM 06 : Alternative Process Filmsに含まれている「Portra 160系」です。い〜い感じなんですよ!
というわけで、このプリセットを使った写真などをご紹介しましょう。
Portra160に決まったのは偶然
最初は手当たり次第、いろんな写真にプリセットを使っていました。そうすると自分の好みがだんだん分かってきます。
たとえば、▼晴れた昼間の空にはVSCO Film 06のPrecisa 100 XP系を。
▼紅葉の落ち葉にはVSCO Film 06のSensia 100 XP系を。
▼雪景色にはVSCO Film 07のKodak Elite Chrome 160T系を。
というふうに。
でも、これですと作風が被写体によってマチマチになってしまうんですよね。もちろん、それはそれで良いと思います。ただ、自分の中でベースとなるプリセットは持っていたいとず〜と考えていました。
以来、2〜3ヶ月ほど使ってきてある種の閾値でも超えたのでしょう。
「あ、Portra 160系で行こう」
って急に腑に落ちたんです。「なんでコレにしたの?」と聞かれても、こういうのもは「いい感じだから」としか答えようがないんですよ。
Portra 160の作例紹介
ここで紹介する写真は2014年の夏、京都の祇園祭にいってきたときのものです。以下の4枚は▼の条件で仕上げています。
- RICOH GXR A12-50mmユニットで撮影
- BeforeはApertureで自動補正をかけたもの
- AfterはLightroomでPortra 160系の「Portra 160 Alt」をかけて、各種パラメータを調整したもの
こんな感じですがいかがでしょ?僕は好きな色合いです。
おわりに
僕が写真の世界に入ったのは、デジタル世代なので、フィルムのPortra 160がどんなだったのかは知りません。でも、この色合いが好みなので、これをデフォルトプリセットとして使っていきます。
だからといって、Portra 160だけを使っていくかといえばそんなことはなく適材適所。自由にやったっていーのです。
ですから、先ほど挙げた他のプリセットだって使っていきます。また、プリセットは使わずになるべく見たままの色を再現する現像だってやっていきます。(たとえばこのような写真▼)
プリセットを試しまくっていると、Lightroomの基本機能も習得できて一石二鳥でした。できることが増えると楽しくなっていきますね。
【2019.8.7追記】使うプリセットも変遷してきました
現在、僕が写真に「自分カラー」を加えるパターンは4つあります。
- なるべく見たままの色を再現する(ほわっと明るい系)
- なるべく見たままの色を再現する(こってりとダーク系)
- VSCO Film06「400H」「Provia 400X」 or VSCO Film02「Portra 400UC」(ほわっと明るい系)
- VSCO Film06「400H」「Provia 400X」 or VSCO Film02「Portra 400UC」(こってりとダーク系)
基本は1と2となり、VSCO Filmの効果を付け加えるときはほんのり乗せるくらいになりました。
こってりダーク系って「空気感」という言葉とはあまりフィットしないかもしれませんね。それでも僕は「空気感」を意識してやっていますよ。みなさんにその感覚が写真から伝われば幸いです。