人は、自分がビビッ!ときたフォトグラファーに写真を撮ってもらいたいもんだよね

だって、クライアントは「その人の創り出すテイスト」が好きだから撮影を依頼するわけだから。

人が千差万別であるように、そのテイストが気に入る/入らない、合う/合わないはあってあたり前。好きじゃなければ依頼されません。

以前「私はこの方のテイストは合わないから、こっちの方に依頼したの」というご意見を聞いたことがあって、僕は考えさせられました。でも、自分に置き換えてみたらそりゃ〜あたり前なんですよね。

というわけで、「じゃあ、今の僕はどうしようかな?」ということを考えてみたのが今回の記事。

至極単純なことですが、僕と同じく駆け出しのフォトグラファーの方には参考になるかな。

僕ならどうするか

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クライアントさんのHeartをつかむためには、フォトグラファーの個性をハッキリさせる必要があります。

個性とはその人のテイスト。被写体とどう接しているかという心構えから、撮影/現像技術までの全てがテイストだと僕は思ってます。

それを継続的に発信していくのが超大事。

それを見た方が「これいいね!」と感じられてから、「その人に依頼したい!」につながるわけですからね。まずは見てもらわなきゃ何も始まりません。

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今の僕は、白トビもOKなふんわり系のテイストが好きです。例えば▼このような感じ。

「空気感」というイメージを出しやすいし、単純にこういうのが好きなのです。これまで何名かポートレートを撮らせていただきましたが、いずれもそのつもりで撮ってきました。

ただ、僕の師匠に教わったところ、”地方でカメラマンとして生きていくなら”、何でも撮れるのがベスト、というか必須とのこと。

僕の理解では「軸となる自分の個性は持ちつつ、何でも撮れるようになるのがCoolでGood」です。つまり、自分の味を変える必要はなく、自分の味を増やせばいいってこと。

やや暗めのこっくり系でも空気感は出せます。柔らかいだけでなく、キリッとした表情だって僕には撮れます。できないわけはないって信じてるから。

というわけで、自分の味を増やしたり個性をハッキリさせたいから、僕は新しい表現を求めて着々とコトを進めています。

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大前提として「楽しいから」という気持ちでやってますよ。こ一ゆーことはイヤイヤなんてできません(笑)ですから、気分が乗らないときはやってません。

それから、上記の「なんでも撮れる必要が」ってのは”写真作家”には該当しません。今の僕は両方をやっていこうとしていますが、いずれ心からやりたい方向に専念するでしょう。

今なにをやっているか

ひとつめ:クリップオンストロボ

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今まで自然光や室内光でしか撮ってこなかったし、カメラ備え付けのフラッシュだって使ったことはありません。

けれど、光を創り出す勉強をするために買いました。光を操れれば、硬く撮ることもできるだろうし、柔らかく撮ることもできるようになるかなと。

まだ1灯しか持っていませんが、1灯でもいろいろ楽しめそうです。あと、単純に光量不足の現場で役立ちそうです。ああ、こういうときに使うんだなって身にしみました。

ちなみに、購入したストロボはサードパーティ製とはいえ、性能とコスパが上々のシロモノです。

ふたつめ:Lightroomで編集しまくったり、プリセットVSCO Filmをいじりまくったり!

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エディットの練習です。

Lightroomの現像機能を使って見た目に近づけたり、積極的に使ってこなかったトリミングを使って大胆に切り取ってみたり。また、プリセットを使って自分のイメージする写真に仕上げてみたり。

そうやって、自分にしっくりくる表現を探っています。まだ100枚くらいしかやっていませんが、これからもコツコツと続けていきます。

そうそう、現像機能が使いやすいのでApertureからLightroomに完全に移行しました。創り出すというのが非常にやりやすいのです。また、VSCO Filmを使うと「いい感じ」の写真が創りやすい。編集するのがすごく楽しいのです。

おわりに

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このように試行錯誤しつつ、「ポートフォリオサイトとFacebookページを公開しました!どうぞよろしくお願いします!」でお知らせしたように、以下のサイトに写真をアップしています。

ポートフォリオサイト

Facebookページ

Instagram

いずれは500pxやナショジオにも本気で取り組んでいきたいね。これらの活動がどういう効果を引き寄せるかは分かりませんけど、やっていくのですよ!

これから学んでいく、というときに参考にしたい

nnamm.work

こちらでも記事を書いています。Hugo製のエンジニア視点のブログです。

写真素材note発売中

継続課金マガジンで販売しています。ブログに載せるもOK、壁紙に設定するもOK、使い方は自由です。フリー素材も良いけれど、人と被りたくないという方に人気です。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

Software Engineer & Photographer/Golang、Python、C++を嗜み中。オシゴトはSAP。ポートレイトでは撮られることに慣れていない方を撮らせていただいてます。その人・その場の「空気感をそっとすくい撮る」写真が好評です。横浜育ち38年 → 信州移住2年半 → 2018年春から関西在住。2019年秋から夫婦生活スタート。

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