いい表情を撮るための声がけ、コミュニケーション、撮影の心得

実は僕、6月から京都某所で人を撮らせていただいてます。縁あって京都でカメラマンやれているのです(笑)

撮影している方はこれまでの年齢層と違くてとても若い。下は0歳から上は18歳くらい。生まれたて〜七五三〜卒業という節目の撮影。いい経験できてます。

さて、いい表情を撮るにはなによりもコミュニケーションが大切です。

撮影=コミュニケーション。

これは僕がフォトグラファーを始めてからずっと大切にしていること。

なので、僕の撮影は依頼をいただいてから、インタビューを含めてすべてのコミュニケーションを大事にしているし、撮影時間も長めだと思います。お互いに打ち解けながら「素敵」を撮っていきたい、という願いから。

ただ、京都某所では時間をかけられません。僕個人の撮影とは実に対極的。

これまで色々な声がけをしてきた経験から、「こうするといい表情が撮れる」という心得を紹介します。

効果的な声かけ、コミュニケーション

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あくまで僕の経験則です。

声がけ

  • 男の子は「くん」or「ちゃん」、女の子は「ちゃん」と呼ぶと距離感がぐっと縮まります。
  • 男の子は「かっこいい!」「きまってるね!」、女の子は「綺麗!」「かわいい!」「めっちゃいい!」など、要は「それでOKだよ」ということを伝えると良い。
  • 「はい笑って〜」「そこでニコニコをもらえるかな?」という直接的なリクエストは意外に効果的。ただし、場が良かったり、撮る側が楽しんでいる場合です。
  • 古のテクニック「1+1は? → ニッ!」も使えます。口角が上がるから。
    • 算数が始まった子ならノリノリで。
    • 小学校高学年〜高校生ともなると「え?今更!?」からの〜笑顔になります。
    • 答えが2になればいいので、「5 – 3は?」と奇をてらうこともあるけれど、撮りながら考えちゃうから「5 わる 3は?」となることも(笑)でも、そういう流れ「も」あってOKです。
  • 語尾が「い」になればいいので、キムチが好きな子であれば「キムチって言ってみてww」ということもあります。
  • 「はい、チーズ」も効果的。小さい子ほどノリノリでピースしてくれたりします。
  • 撮影の最後には「これで最後だからとびきりの笑顔を見せて」というとすごく頑張ってくれます。いい表情になったら「そう、それ!」と肯定して、撮れたら「ありがとう」と伝えます。

コミュニケーション

  • 撮影が始まる前に「〜ちゃんを撮る花村です。今日はよろしくね。」と自己紹介。これは僕が大切にしていること。
  • 撮影の中盤、終盤になったら「残りは〜〜カットです」「はい、次がラストね」と伝える。進捗状況を伝えると緊張が解けて安心してもらえます。
  • 最後には「おつかれさま」「ありがとう」ということを伝える。
  • シャッターを切るタイミングを教えておくと目が閉じているショットは減ります。(集合写真で効果的)
  • 小さい子はファーストコンタクトをミスったり、ご機嫌がすぐれないといい表情を撮る難易度は跳ね上がります(笑)なんとかその場にいる人たちで頑張るしかない!
  • 親御さんがいれば一緒に場を盛り上げていきます。おもちゃがあるとなおいいですね。
    • これは僕がやってきた撮影に通じる部分ですね。周りの人を巻き込みます(笑)
  • その人のいい表情を見極めることは大切。たとえば、おすまし顔が映えなければあえて口角を上げるよう促すこともしたほうがいい。
  • 安心してもらうことも大切。「そのままでいいよ」「その感じでいいよ」というように肯定することは効果的。
  • いい表情も人それぞれ。その人らしい自然な感じが出ていたらOKとする。
  • 姿勢も大切なので、背筋や顎の角度に気を配り、直すことも大切。

撮影はコミュニケーションを楽しむことが大切

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撮影はコニュニケーションです。

言語的・非言語的を問わず、それを自分自身で楽しむことが一番。で、お互いに楽しむと最強の空気感になります。

「他人は合わせ鏡」という言葉があるように、自分の心象が相手にも伝わってしまいますから、まずは自分が楽しむ。そして、相手にも楽しんでもらう。

被写体はカメラを見ているようでいて、実は撮っているカメラマンを強く見てしまう(意識してしまう)ものです。小さい子供ほど感性が鋭いからごまかしは効きません。いい意味のバカになりましょう(笑)子育て経験がある方は強いと思います。

でね、人を撮る場合も、人以外も基本は同じ。

相手が自然だったら「わ〜!すご〜い!」という感動(=楽しい気持ち)が先にあるでしょ?つまりはそういうこと。

おわりに

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人は千差万別。まったく同じ人は存在しませんから、同じ接し方が通じることもありません。

けれども、「目の前の方とのコミュニケーションを楽しもう」とする意識を持つだけても、良い流れができるキッカケになります。

うまく撮れたらめっちゃ自分を褒めて、うまく撮れなかったとしても、そこから課題を見つけて改善しましょう。それでもよくやったよね、と自分を労うことも忘れずに。

失敗はありません。改善する課題があるだけですから。

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Q. Hanamura

人物や風景、街並み、小物を好んで撮っている空気感フォトグラファー。本職であるPhotographerのかたわら、Engineer、Creatorとしても活動中。
その人・その場の「空気感をそっとすくい撮る」写真が好評。「自分の素敵に気づける写真」を撮る。数年間の心のお稽古によるカウンセラーマインドによって、撮影は「心のセッション」になることも。
オシゴトについては「撮影サービス」からどうぞ。

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