RICOH GRを買いました。

買ってから2日間は試し撮りしたり、MacのApertureやLightroomを使ってみて、自分なりの写真管理方法を考えていました。

そんな中、やっぱりイイな〜って感じるのが「クロップ機能」なんです。

便利なクロップ機能

GRは28mm、広角単焦点レンズのカメラ。ズームしないレンズ。

でも「クロップ」というステキ機能を使うと、28mmのほか、35mmと47mmの画角で撮れるんです。つまり、広角・準広角・標準画角が使えるってコト。

クロップとは「必要なところから切り取る」ことなので、実際は28mmで撮った画像から切り取られます。クロップすると以下のように画素数が変わってしまうのです。

  • 28mm → 1600万画素(アスペクト比3:2で4928×3264)
  • 35mm → 1000万画素(アスペクト比3:2で3936×2608)
  • 47mm → 560万画素(アスペクト比3:2で2912×1936)

でも、カメラ単体で3つの単焦点レンズを使い分けられるって考えるとものすごく便利。

RICOHのカメラは各種メニューをカスタムすることができます。

たとえば、Fnキー(ファンクションキー)にクロップ機能を割り当てれば、キーを押すたびに28 → 35 → 47 → 28・・・とサクサク変更できる。非常に便利!

わがままをきいてくれるクロップ機能

もともと僕はレンズ交換を手間と感じる人です。何本もレンズを持っていると撮るときに「気持ち」や「潔さ」がブレる気がします(お仕事のときは除きます)。

画角を変更できるズームも同じ。画角という選択肢があると迷う。だから、僕はできるだけ「今日はこの1本(の単焦点)で撮りまくるぞ!」と考えて写真を撮っています。

もちろん他の画角で撮りたくなることはありますよ。やっぱり撮るのが好きだからね。

  • もっと広い範囲を撮りたい
  • でも荷物は増やしたくない
  • さらに単焦点で撮りたい

等々・・・いい感じのわがままっぷり(笑)

でも、そんな僕のわがままをきいてくれるのがGRのクロップ機能なのです。

なんせ3本の単焦点レンズが1つのカメラに入っているんですからね。特に広角〜標準域は僕の好きな画角なのでとても嬉しい。

GRはGXR A12-50mmのように撮れる

GXR A12-50mmユニットは、僕が50mm画角の練習にたくさん撮ってきたカメラ。まだ現役です。

このユニットの特徴はレンズ先端から7cmマクロができること。よく花や料理の写真を撮っています。

それと同じことがGRでもできました。

47mmクロップとレンズ先端から10cmマクロを使えば、大体同じようになります。

(※この記事に掲載している写真は全て47mmクロップで撮ったものです)

Bokehもちょ〜いい感じ。僕がGXRで撮ってきたイメージそのままですもん。これは嬉しい。

そのかわり、画素数はA12-50mmが1200万、GR(47mm)が560万ですから、ここをどう捉えるかですね。

画素数が必要なときはA12-50mmを使うなど、適材適所で使っていけばいいでしょう。

おわりに

前回のGRを買った記事でもクロップ機能を取り上げましたが、A12-50mmと同じ様に撮れることが僕的トピックでしたので紹介しました。

GR買って良かったです。

試写では人物撮影をやっていません。今度、大勢の人が集まる場に参加しますので、肌の様子や人物の撮りやすさなどを試してきます。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|FUJIFILM, Nikon, RICOH, SIGMA|写真でやさしい世界を伝えてゆく
◆Software Engineer|スキ:Go/C,C++/WebGL|オシゴト:SAP Analytics Cloud

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