レンズモニタに当選して「やっほい\(^o^)/」と浮かれていました。
2015年8月末、モニター期間も終了したので使ってみた感想を書きます。
ひとことで言うと、「XF23mmF1.4」は使いやすい、でした。
※掲載している写真は全てXF23mmF1.4で撮影したモノです。
僕の撮影スタイル
僕は2012年ごろよりほとんど35mm換算50mm、いわゆる標準画角の単焦点レンズで写真を撮っています。主にスナップを楽しみつつ、風景や植物、人物、小物や料理などを撮ってます。
そんな僕は現在、FUJIFILM Xシリーズでは以下の機材を愛用してます。
- FUJIFILM X-T1
- FUJINON XF35mmF1.4 R
- FUJINON XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
メインはもちろんXF35mmですから、今回の記事はXF35mmとの比較になります。
XF23mmは使いやすい
僕は長いこと50mmで撮ってきてますから、50mmは自分が好きな画角であり、自分が得意とする画角。
そんな僕でもXF23mmは大変使いやすいレンズでした。
明るさ(F値)や最短撮影距離(被写体にどんだけ近づいて撮れるか)などのスペックが、XF35mmと同等ですから違和感なく使えましたね。
ピント面の解像度は凄いし、ボケ具合もい〜い感じ。「XF23mmだからこの設定で、こうやって使おう」ということに頭を悩ませることなく、慣れ親しんだXF35mmのように使ってました。
XF23mmは35mm換算で35mmという、いわゆる準広角ですから、XF35mmではやや手狭と感じるシーンで重宝します。 XF35mmが叩き出す描画が好きな僕としたら、「ちょっと広角まで撮れる標準レンズ」という感覚で使っていました。
XF23mmとXF35mm、画角の違い
実は街角スナップではあまりXF23mmとXF35mmの画角差は感じなかったんですよ。普通に使っている分には意識することはなかったですね。でも、テーブルフォトや景色を撮るときは差を感じました。
テーブルフォトの場合、XF35mmと比較して引かなくても撮れましたから。
逆に言うと料理を目立たせる場合は、寄る必要があります。また風景の場合は、多少は広く撮れますから広大感が出せます。ほんの少しですけどね。
単焦点レンズは焦点距離が固定ですから、被写体との距離感は自分が動いて調整します。僕はそれに慣れていますので、(XF35mm並に)クローズアップして撮ることにこだわらなければ、XF23mmでもXF35mmでも「ぶっちゃけ、なんとでもなる」と思いました。
XF23mmとXF35mm、メインにするならどっち?
どっちをメインにするかといえばXF35mmにします。もちろん好みや慣れということもあります。標準レンズのように使えるXF23mmは便利だなとも思います。
では何が勝敗を分けるかというと、僕にとっては「重さ」と「大きさ」ですね。
XF23mmはXF35mmに比べて130gぐらい重いです。この数字、意外とずっしり来ます。それにレンズフードまで着けると大きくなります。(個人的に花形フードがカッチョイーくないんですわ)
もともと小型軽量のX-T1ですが、撮るための道具はできるだけ小さく軽量であってほしい。 軽ければ持ち運びしやすいし、小型であれば自分にも人にも邪魔にならないでしょ?疲れにくいですし。
仮に仕事で必要になったら(連射や高速シャッター等)もっと大きくて重い一眼レフカメラを導入すると思いますが、僕は出来るだけ小型軽量のモノを選ぶでしょうね。
先にXF35mmの小ささと軽さを知ってしまった者からしたら、ちょっと我侭な理由かな。
XF23mmは描画も凄いし使いやすいですから、もう少し小さくなれば非常に悩む予感がひしひしとしますね。それに50mmは好きな画角だけど、スナップの王道の画角である35mmにも興味ありますから。
おわりに
実はモニタ期間中、忙しくてあまり撮れなかったんですが、ちょっと使っただけでもXF23mmは使いやすくて好印象でした。程度の良い中古があったら迷ってしまいそう。
モニタに当選して良かったです。貴重な体験ができました。
そうそう、FUJIFILMのサービスに「機材のレンタルサービス」があります。当日中に返却すればなんと無料!もし興味がありましたら利用してみる良いですよ。
条件は東京六本木に行ける人です。現地で借りて現地で返さねばならぬのですよ。信州移住後は気軽に利用できないのが残念です。