ホワイトバランス(GXRではマルチパターンAUTO)をデフォルトで撮影すると「マゼンタが強い」と感じるようになりました。(もともと昔のRICOHのカメラはマゼンタが強い傾向があったと記憶してます)
今の僕の好みに合わないので、「ホワイトバランス補正」で調整してみました。
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<RICOH GXRのホワイトバランスがおかしい?マゼンタがかっていたので補正しました>
RICOH GXRに違和感
最近僕はX-T1とGRをメインに使っています。新しい機種だから液晶画面もキレイで見やすく、サクサク撮れるから。
年々、カメラのホワイトバランス性能は良くなっているそうです。要は、白が白として写りやすい。
X-T1とGRは比較的新しい機種ですからその性能も良いのでしょう。それに慣れたせいか、はたまた僕の好みに変化があったのか、マゼンタ傾向の強いGXRの色に違和感を感じるようになりました。
もしかしてGXRはもう5年以上前のカメラだから故障か?なんて言葉が浮かぶけど、依然として基本性能(レンズ、操作性など)が良いし、使い慣れているから、手放したくはないのよね。
というわけで・・・
ホワイトバランス補正で違和感を解消
簡単にいうと、アンバー(A)、M(マゼンタ)、B(ブルー)、G(グリーン)の比率を調整して、自分好みに変えちゃおうって機能です。
メニューへのアクセスは
「MENU → 撮影設定 → ホワイトバランス補正」
デフォルトでは「A:0,G:0」となっているところ「B:1,G:2」に変更。青系、緑系の色を強めて、マゼンタを中和するイメージです。
※「A:0,G:0」の写真と「B:1,G:2」にした写真1
※「A:0,G:0」の写真と「B:1,G:2」にした写真2
こんな感じになりました。
おわりに
GXRをひさしぶりに使ったということもあって、最初「こんなにマゼンタ強かったっけ?」と感じたものの、実は少し使っていたら気にならなくなりました。GXRの味と思えるからです。
とはいえ、X-T1やGRに比べて違和感を感じているのは事実。
ですから、「B:1,G:2」ないし「B:1,G:0」にして様子見してみます。もちろん、RAW現像が前堤であれば、現像時にいくらでも色は変えられますので、そう問題はありませんけどね。
そうそう、ホワイトバランスをオート以外に変更したり、今回のようにホワイトバランス補正を使って色味を調整すると、写真の雰囲気がガラリと変わって面白いです。使ったことのない方は是非やってみてください。
【2016.06.30追記】
使い続けていくうちに気づいたことがあります。「もしかして、背面液晶でのみマゼンタが強いのではないか?」と。撮影後、Macで見ても多少はマゼンタが強いけど、特に気にならないような。。。
おそらく背面液晶の経年劣化でしょうね。昼間の明るい時間帯は屋外で液晶が見えにくいし、マゼンタも強い。年数を感じます。う〜ん、「GXRのボディ」だけでも買い換えたいな。
というわけで、現在はWB補正を使わないか、使っても「B:1,G:1」ないし、BかGを1にして使っています。