RICOH GR Digital 4が今すごく楽しい

RICOH GR Digital 4(以降、GRD4)というコンデジを使っています。

2015年3月ではその後継として、RICOH GR が販売されています。GRD4 と比べてセンサーサイズが APS-C となり高画質化されていますし、GRD4 以上に便利機能が満載のカメラです。

参考:GR DIGITAL IV / デジタルカメラ | RICOH IMAGING
参考:GR / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING

以前、GRD4 を下取りして RICOH GR を買おうとしましたが、改めて GRD4 を使ってみると思いのほか良くて、このまま使い続けることにしました。(2017年3月現在は GR に完全に乗り換えています)

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GRD4 を下取りしようかと思った2つの理由

1. 画質がイマイチ

僕のメインカメラ、FUJIFILM X-T1 を筆頭に、GRD4 以外は APS-C サイズのセンサーを積んでいます。対して GRD4 はそれよりもずっと小さい。

ざっくり言うと、センサーサイズが大きいと画質が良いのです。センサーが受けとる光の量が増えるから。

だから、センサーサイズの小さいGRD4で撮るとどうしても「う〜ん」と感じてしまうわけです。

スナップカメラなのに、F1.9 という明るいレンズなのに、(GR Lens といえど)暗い結婚式場などではディテールが僕の好みではなかったのね。ISO感度を上げると、よりその傾向が強まります。

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2. RAW ファイルを Mac で開くと色味がおかしい

撮って出し JPG の画質はなかなかのモノですが、情報量は RAW の方が豊富。RAW から JPG にした方が僕の好みになりやすい。できれば RAW を使いたい。

ところが、これはめちゃくちゃ好みの問題ですけど、Mac のプレビューや Aperture で RAW を見ると、空の青が赤みがかったり、赤いものが紫ががったりして、見た色とかけ離れることがあってすごくイマイチと感じています(他のビューアだと問題ありません)。

かけ離れてしまった RAW から現像しようにも、見た目の色に近づけるのは手間がかかります。手間をかけたくないことから、GRD4 はだんだんと使わないカメラになっていきました。

GRD4 をお持ちの Mac ユーザさんはぜひ試してください。これは RICOH の他のカメラでも同様の傾向があります。

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GRD4 の下取りをやめてもっと使っていこうと決めた3つの理由

GRD4 イマイチだな〜という考えが積み重なっていたころ、「新しい写真表現にチャレンジ!フジノンレンズ XF55-200mmを買いました!」を書いたときに思いました。

「全部のカメラを APS-C にして高画質化したいぞ」

「あまり使ってない GRD4 を下取り、GR を買いたいぞ」

これでは衝動買いになりかねないので危険!もう一度じっくり GRD4 を使ってみることにしました。

そしたらけっこうイケると感じたのです。

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1. 寄れるカメラ(広角1cmマクロってすごい)

1cmまで寄れるのはすごいアドバンテージです。面白い表現ができるから。俗に言う「遠近感の誇張」ですね。

そういう表現がお手軽なコンデジで楽しめちゃうのです。

GR も寄れますが GRD4 の1cmほどではありません。

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2. 画質が思いのほか良かった

Mac 環境で RAW を見ると違和感あり。でも Lightroom で見ると違和感ゼロ。全く問題なし。というわけで、GRD4 用に Lightroom を使っています。(2019年現在はLightroomのみ使っています。Apertureの開発はもう行われていませんし、Photosより使いやすいから)

主な現像方法は以下の3つ。

  1. ストレート現像
    全く調整せずそのまま JPG 出力。撮って出し JPG より階調は豊かに感じます。実際ファイルサイズは大きいですから、きっとそうなのでしょう。
  2. プリセットの「自動階調」現像
    お手軽カンタンに、です。ただ、これだけで僕好みになることはあまりなく(やたら露出が上がりますね)、適宜調整しています。ときどき「コントラスト(中)カーブ」を使うことも。
  3. 手作業で調整して現像
    Instagram を使っているので、自分好みの画質に仕上げる方法を感覚的に分かっているのが役立ってます。Lightroom は Instagram のように直感的に使えるのが良いです。
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現像された写真を見てみると、まぁ良く写っているんですよね。

明るいところで撮った写真は充分に綺麗ですし、暗くても ISO 感度を 200〜400 くらいにしてぶらさないように撮れば綺麗。手ブレ補正機構もついているのでけっこうブレません。ノイズが気になるようならノイズ除去をかければOK!

GR Lens が取り込んだ光を Lightroom を使ってしっかり現像すれば「いい感じ」になります。

被写体によっては撮って出しでも充分綺麗。高感度にするとディテールは損なわれますが、等倍で見なければ目立ちません。そもそも等倍で見ることってそんなにあるのかな?

高画質ではないにせよ、作品としてその写真全体が醸し出す雰囲気が伝われば良いのではないか、と思えるのです。

それにね、同程度のセンサーサイズのコンデジだったら、GRD4 は現役カメラと充分にタメはれますよ。

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3. 小型機ゆえの速写性

まさにスナップシューターです。

上着のポケットに入りますし、撮りたいときにさっと取り出して撮れる。これは使ってみないと分からない便利さです。

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おわりに

これまでどんだけ真剣に使ってこなかったんだって事が浮き彫りになってしまいました(笑)

欲を言えば GR も使ってみたい。お手軽サイズのコンデジで高画質。しかも、DP1 Merrill よりバッテリーはもつし、クロップ機能で 28mm のほか、35mm/47mm という画角も楽しめる。

でも、ここ最近で GRD4 でも充分楽しめることが分かりました。今は無理に買い替える必要はないでしょう。

それにね、万能なカメラというものは存在しません。TPO に合わせて自分が気に入ったカメラ/適したカメラを使えば良いだけです。例えば、GRD4 が苦手な夜間は X-T1 を使うなど。速写性は落ちますがX-T1も小型カメラですからまぁ大丈夫です。

※今回掲載した写真は全て GRD4 で撮ったモノ

編集後記

RICOH GR 買いました(2015年)

2015年8月、RICOH GR を買いました!予算の関係上、GRD4 を下取りしましたので買い替えですね。その理由は▼これ。

1cmマクロを手放すのは正直忍びなかったですが、僕にとってはGRにしてよかった理由がこれ。

信州移住後の今も大活躍です!サクサク撮ってますよ。▼朝のお写ん歩からの1枚。

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GR ユーザ向けのワークショップ(2016年)

好きがこうじて RICOH GR ユーザに向けた写真ワークショップをやりました。楽しかった!!

GRD4 に役立つアイテム

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Q. Hanamura

人物や風景、街並み、小物を好んで撮っている空気感フォトグラファー。本職であるPhotographerのかたわら、Engineer、Creatorとしても活動中。
その人・その場の「空気感をそっとすくい撮る」写真が好評。「自分の素敵に気づける写真」を撮る。数年間の心のお稽古によるカウンセラーマインドによって、撮影は「心のセッション」になることも。
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