僕はミラーレスのシャッターは中指、コンデジは親指で押します。

カメラを楽に持とうとすると、人差し指でシャッターを押すのが楽ではなくなったから。

今回は僕のカメラの持ち方と、それに伴うシャッターを押す指について紹介します。

ミラーレスカメラ

FUJIFILM X-H1の場合

X-H1の持ち方

ボディが大きいカメラはこのように持ちます。シャッターは中指のところ。一眼レフも同様です。

普通のX-H1の持ち方

普通はこう持つでしょう。シャッターは人差し指のところね。

でも1枚目のように持つと手首に無理がなくて楽なんです。↓こんな感じで。この角度の「無理のない感」伝わりますか?

無理のない感(持ってみるとわかるのですが楽)
ちょっと無理感

ピンクのラインがまっすぐの持ち方だと、自然と中指でシャッターを押すことになります。特にやりにくさは感じません。

「中指が一番繊細に力加減できる指」と聞いて以来、繊細なシャッターはできるだけ中指でやることを心がけています。

シャッターを押すことは下方へ力を加える動作です。手首の軸に対して力が斜めにかかるより、まっすぐであることが作用的に好ましいと思ってます。

作用的にというのはブレにくいということ。

FUJIFILM X-T1の場合

X-T1は小柄なので、シャッターはどちらでも良いです。中指の方が手首は楽なのは事実なので、2本の指を無意識に使い分けています。

X-T1の持ち方
普通のX-T1の持ち方

コンパクトカメラ

RICOH GRの場合

コンデジは親指でシャッターを押します。人差し指で押すことはほぼないかな。

親指で押すようにカメラを持つと↓のようになります。こうするとローアングルでも縦方向でも、手首をくるっとさせるだけでスムーズに変えられます。

GRの持ち方
縦への変更も楽
X-T1やX-H1でもローアングルで撮る場合は親指を使います

シャッターの押し方

手ブレを抑えるためにそぉっと押します。ポイントは「カシャン」とカメラからのレスポンスが終わるまで押し込むこと。

昨今のカメラは手ブレ防止機構が組み込まれていますが、どのカメラでも「そぉっと」という気持ちで撮ってます。

無理な力をかけない楽な方法で撮ろう

スノボやスキーって無理な体勢、無理な荷重のかけ方をすると筋肉痛になりますよね。でも、力の入れ具合を変えるとスムーズにスイスイ滑れるようになるもの。

カメラの持ち方、シャッターの押し方もそういうものと同じと思います。

今回紹介した方法は僕がしっくりくる方法です。手の大きさはそれぞれ違いますからね、自分に合う持ち方を試してみてください。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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