手書き日本語入力ソフト「mazec」をひさしぶりに使ってみました。
慣れが必要ですが手書きの認識力がすごい。使っていてなんだか楽しい。ブログ記事を書いてみたら思いのほか良かったのです。
デジタルデバイスなのに紙とペンのように思考を書き出せるのが良いのです。
※本記事と「RICOH GⅩRのホワイトバランスがおかしいかも?マゼンタがかっていたので補正しました」の記事はmazecで書きました。
思考を手で書き出すのが良い
思考をアウトプットするとき、手で書き出すことは思のほか良い。みなさんも実感したことがあることでしょう?
考えてみれば昔はずっとそうしてきたわけだし、僕は今でもブログを書く前に、測量野帳などに伝えることを書き出してます。もちろん、いきなりMacで書き始めたりもします。
いきなりMacで書くとしても、以前書いたとおり今もこのスタイル。
「手で書き出す」ということを僕はずっとしてきたわけで(小中高、大学時代は今ほどITは普及してませんでした)、気分転換のつもりでmazecを使ってみたらネタがまとまるな〜って感じました。
もちろん親指シフトを使った方が速いし楽です。でも、パソコンのディスプレイを前にして思考を整理/アウトプットするのと、ノートなど紙媒体を前にするのとでは微妙に違います。
mazecでは後者を味わえます。
気分によって使い分けすればいいでしょうね。じっくりと記事を書くときは「iPad+mazec」というように。
短文登録が便利!
mazecには単語登録と字形登録のほか、短文登録があります。
僕は、文章に「→」を使う場合、その前後に半角ブランクを挿入します。でも、mazecで「→」を書いていくと、確定したあとにわざわざ挿入する必要があって手間。
調べてみたら短文登録機能がある。
ここに「→」を表す専用の字形を登録して「半角ブランク → 半角ブランク」と登録すれば、以降、専用の字形を書けば「 → 」となる。
便利!
細かい調整ができると、このアプリを使っていこうって気持ちになりますね。
現状、mazecを使っていてこうなったら良いと思う点は1つ。
「!」や「?」、「かっこ」を手書きすると常に半角が優先されるのです。これを全角が優先できるようになるとうれしいですね。
おわりに
僕の恩師、プログロガー 立花岳志さんはこう言ってます。
ブログは「質より量より更新頻度!」と。
MacBookProより持ちはこびやすいiPad。そして、mazecで長文を書くのは慣れが必要、つまり短い文章ならイケる。しっかりアウトプットもできる。
とすると、iPad Air+mazecなら短い記事を作りやすい、と考えたわけです。
いや違うな。
いつでもどこでも「伝えたいこと」が降ってきたら、その熱量のまま、そのことだけに絞った記事が仕上げられるのが良いんだな。ただし、決して時短ブログ術ではありません。
iPad+mazec環境、これから活用してみます。
2018年現在
現在はiPad Pro 12.9インチとApple Pencilの組み合わせで使っています。書き味は格段に上がりました。
ただ、フリック入力の方が楽なので、iOS標準のIMEと「片手キーボードPRO」を合わせて使っています。