信州に移住してからというもの、広大な風景を撮るためのレンズが欲しくてたまりませんでした。

まずひらめいたことがRICOH GRにワイコンつけて21mmにしよう!でした。

そんなことをFacebookに投稿したらX-T1使いのお友達が「XC16-50mm、貸しましょうか?」とご親切に言ってくださいました!

はい、速攻で借りました。

※写真は「北アルプス展望美術館」で撮影したものです

僕の写真は24mmから始まった

本格的に写真にハマッたのはRICOH GX100を手にしてから。

換算24〜72mmをカバーするコンデジ。当時は広角側で24mmのカメラは珍しく、それ目当てで買いました。広角で撮ることが本当に楽しかったのです。

そんなある時、写真をもっと上達させるために標準画角(50mm)に世界に飛び込みました。以前書いたとおり「絶対画角感」を身につけるためです。50mmで10000枚撮りましたよ。

今でこそ50mmが得意な僕ですが、24mmに慣れた当時の僕からしたら50mmは「狭っ!!!」でしたね(笑)

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今僕はRICOH GRの28mmとX-T1 & XF35mmをメインに使っています。でも、友達のおかげで24mmの世界をまた楽しめる機会が来たのです。

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XC16-50mmを使った感想

お借りしたのは前世代の「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」(リンク先は最新世代のII)。

換算して24mm〜75mmをカバーするズームレンズ。手振れ補正も付いている。なかなか良い!

FIJIFILMのレンズはXFシリーズとXCシリーズがあり、前者の方が性能が良いプロ仕様というイメージがあります(実際の住み分けは知りません)。ただ、使ってみると本当にいい!

DSCF8334
  • 広角24mmがとにかく楽しい(テレ側はほとんど使ってません)
  • 手振れ補正の効きもいいし、何よりありがたい
  • よく写る
  • XF35mmと比べると、もっとキレが欲しいなと感じることもあるけど、写真を見比べないと分からないレベル
  • 逆光性能がハンパない(太陽の光芒写真が撮りやすい)
  • 暗いレンズであることは否めない、夜間撮影がどうかはわからない(まだ撮影していません)

24mmを使ってみると思いのほかスムーズに使えました。GRの28mmで慣れているとはいえ、ここは嬉しい誤算でした。普通に使いやすいです。

ちなみに逆光性能は以下の通り。びっくりするくらい良い!

DSCF8331
DSCF8316

▲の写真だけRAWから現像して暗部を持ち上げてます。他は撮って出しJPGです。

おわりに

今欲しいFUJIFILMのレンズはこちら。

優先順位や予算の都合等あるのでおいそれと手は出せませんが、このXC16-50mmはいざってとき助かる縁の下の力持ち的レンズなので、中古で1本手に入れておきたいです。

ただ、新品で買うなら頑張ってXF10-24mmを手にした方がいいと僕は思います。

ちなみに、お借りするときに実はXF27mmF2.8もお借りしたのですが、XF35mmF1.4を持っていると使いどころが・・・(笑)

XC16-50mmのFlickr album

XC16-50mmで初めて撮った写真をFlickr albumにしました。ご自由にご覧ください。

▶︎2016.06.04-05_XC16-50mm First impression

DSCF8340

手頃な価格で縁の下の力持ち的レンズの紹介

GRを21mm広角にするパーツの紹介

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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