Lightroomに限らず、ディスプレイが2つあると作業は捗ります。作業机が広ければ余裕を持って作業できるのと一緒。

僕はMacbook Pro Retina 15インチをメインに使っていて、家ではThunderbolt Displayをセカンドディスプレイに、外出先ではDuet Displayを使ってiPad Proをセカンドディスプレイにします。

今回は「Lightroomでは2画面をこう使い分けている!」をご紹介します。

セカンドディスプレイはこう使っている

写真を選ぶとき

写真の選び方はいくつかあります。

  • フラグを立てる(ショートカットA、ショートカットUでオフ)
  • 除外フラグを立てる(ショートカットX)
  • レーティングする(ショートカット0〜5)
  • カラーラベルを設定する(ショートカット6〜9)
  • クイックコレクションに追加する(ショートカットB)

僕が写真を選別するときは「ルーペ表示」(ショートカットE)を使います。

写真が画面いっぱいに大きく表示されて一番見やすいから。

また、できるだけ「グリッド表示」(ショートカットG)で写真の全体量を把握しながら確認もしたいので、2画面を

  • メイン:グリッド
  • セカンド:ルーペ(標準)

で表示しています。すると▼のように、グリッドがいい塩梅の大きさ。僕にとっては2画面あって一番便利だと思うところ。

グリッド表示にすると、デフォルトではフィルムストリップも表示されます。iMacなど大きいディスプレイを使っているならば、フィルムストリップはあってもいいと思いますが、僕は非表示にしています。

写真を現像するとき

セカンドディスプレイは「ルーペ表示(標準)」にしています。

ときどきセカンドディスプレイに撮って出しのJPGを固定表示し(ショートカットCommand+Shift+Enter)、JPG側の色を確認しながらRAWを仕上げることもあります。

比較しながら使う感じですね。

メインは画面の小さいMacbook Pro

MBPRをメインにしている理由は至極単純、Retinaだからです。フォント含めて画面全体が綺麗だから。

やっぱ綺麗な画面でエディットしたいじゃないですか(笑)

僕はMBPRをよく持ち歩いているため、MBPRをメインにした方が都合がいいんです。

たとえば自宅でThunderbolt Displayをメインとすると、自宅と外で画面全体の使い勝手が異なったりしますから。ウィンドウサイズが変わっちゃったり。

セカンドディスプレイにも補正前写真が表示されてほしい

現像中ショートカット「¥」で補正前の写真が表示されます。

できればこれをセカンドディスプレイにもつけていただきたい!

というより、ルーペ表示でも採用していただきたい!

補正前後をメインだけでなく、セカンド(僕にとってはルーペ表示している大きい画面の方)でも見れると嬉しいのです。

おわりに

サブで使える机があると便利なように、Lightroomにおいても2画面あると何かと重宝するってお話でした。

ご紹介した使い方があなたのヒントになれば幸いです。

ちなみに、自宅ではThunderbolt DisplayとiPad(Duet Display)を使えば3画面にもなります。とはいえ、アプリが3画面に対応していませんから、便利度合いが増すわけじゃないですけどね(笑)

追記(2016.12.10)

Lightroom 2015.8のリリースに伴い、「参照ビュー」という機能が搭載されました。僕が「セカンドディスプレイに固定表示して比較しながら現像する」ってことが、メイン画面だけでできるようになりました。

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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