「無料ではじめるBlender CGイラストテクニック」 by 大澤龍一 は3DCGを作るとっかかりが掴める本

3DCGに興味あってアプリをダウンロードしたけど、どう作っていけば良いのかわからず、結局何もできない。

ということって結構あると思う。

1年半前の2015年4月、ワクワクすることにチャレンジ!と言ったものの、手付かずだったBlenderの学びが最近楽しくできているのね。それはとても良い本に出会えたから。

 

というわけで、今回はその本、「無料ではじめる Blender CGイラストテクニック 大澤龍一・著」を紹介します。

 

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3DCGはどう作っていくのか、とっかかりがわからない

アナログにせよデジタルにせよ、絵が描ける人ってすごいと思う。頭に浮かんだイメージを自分の手で形にする。できない者からすると、それだけですごい。

センスはあった方がいいよね。絵も写真も。でも、今センスが無いからって諦めるのは早計なこと。センスは磨けるものだから。

磨くには「これいいな!」と心が感じた絵や写真、デザインを真似てみる。最初は下手でもいいからコツコツと自分の中で咀嚼していく。すると自分の味に昇華されるときがきます。オリジナルと同じになることはありえません。

で、これを続けていくことでセンスってのは磨ける。僕の写真がそうだもの。

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これは3DCGでも同じなんだよね。

ただ、この手のアプリケーションは高機能すぎて、どうやっていいのかがわかりにくい。そうなると「うっ・・・」となってなかなか手が進まない。あ、これ僕の場合ね。

そんなときいい本に出会えました。

無料ではじめる Blender CGイラストテクニック 大澤龍一・著

サブタイトルの「3DCGの考え方としくみがしっかりわかる」のとおりの本。CHAPTER 01を終えた段階の感想だけど、この本はモデリングの基礎がしっかり学べると感じます。

どんな形状のモノでも、パーツごとに考えていけば、作り方のとっかかりは掴めるもの。で、頭に描いたイメージを形にするためにはモデリング技術は必須で、その基本(考え方としくみ)が学べる。

この本は1冊を通じてキャラクターを作っていく系の本ではありません。もちろんキャラクター制作に特化しつつも、その過程でBlenderが学べる本もあります。

▶︎参考:東北ずん子で覚える! アニメキャラクターモデリング | 榊正宗 |本 | 通販 | Amazon

機能を学びながら自分の作例で確かめる

「はじめに」に趣旨が書かれています。

 

この本には「手順通りに同じものを作ろう」という紹介は、ほんの少ししか登場しません。なので、作例の真似でなく、自分のアイデアでどんどん遊んでください。作り方を理解して応用することが大事。

 

イメージを形にするとき、どの機能をどう使えば良いのか。それが習得できます。とっかかりがなかった頃とは違い、どうすれば作れるのかがわかるのは大きい。

もちろん自分で試行錯誤することになります。以前「技術って試行錯誤してこそ身に付くものだね」に書いたとおり、それはきっと大切なこと。Webで調べることもあるでしょう。説明が省かれていると感じたら、自分で調べればいいだけ。

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この本は自分が作りたいモノを作りながら、一つ一つ機能を学んでいくスタイル。これが僕には合っていました。また、Cyclesレンダーのこともまとめてくれていて助かります。

この本1冊で「作る」「質感」「ライティング」「カメラワーク」の基礎(考え方としくみ)が学べるでしょう。

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CHAPTER01で作ってみた絵

プリミティブ(基本の形状のモノ)だけで作ったもの。

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シンプルな形を寄せ集めるだけでも作れるもんなんだよね〜。僕が尊敬しているクリエイター故・秋元きつねさんの「せがれいじり」もシンプルなキャラクターで愛らしかったもの。

 

今やCGって世の中で当たり前で、もんのすげー画がありふれています。だから、勉強を始める時もこうやって公開する時も「すごいものを作らないといけない」な〜んて勝手に思いがち。あ、これ僕の場合ね。

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でも、いつでも今自分がいるトコロがスタート。早い遅いはない。まずは作ることに意味がある。楽しむことに意味がある。初めからすごいものなんて作んなくたっていいじゃない?

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おわりに

知らないことがわかると楽しい。と、CGを楽しんじゃってますが、僕はプロのフォトグラファー。

Blenderのライティングやカメラワークにその経験が活かせるなって思いました。センサーサイズや画角、F値や絞り羽根の枚数まで設定できるし、被写界深度もシミュレートできる。ほら(↓)・・・何気にすげぇ。

スクリーンショット 2016-12-10 15.47.52

※デフォルトではF128に設定されていました。ちょ〜パンフォーカスってことですね(笑)

 

フォトグラファーの性ゆえか、雑誌を見ていると「これどういうセットで撮っているんだろう」、「このライティングはこうしているのかな」なんて見ちゃいます。これはもう癖ですね(笑)

でね、モデリング(造形)に必要なのは「観察力」と「発想力」かなと思ってます。この本をとおして、そっちの癖もついたらいいな〜と願ってます。

 

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Q. Hanamura

人物や風景、街並み、小物を好んで撮っている空気感フォトグラファー。本職であるPhotographerのかたわら、Engineer、Creatorとしても活動中。
その人・その場の「空気感をそっとすくい撮る」写真が好評。「自分の素敵に気づける写真」を撮る。数年間の心のお稽古によるカウンセラーマインドによって、撮影は「心のセッション」になることも。
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