2016年10月、トランペットプレイヤーの中原英則さんのバースデーライブの写真。
この日は友人として撮りました。
ヒデさんの奏でるサウンドはどこかが違う、と思う。
と、語れるほど僕にJazzの知識があるわけじゃないけどね。
それでも僕の言葉で言うと、Jazzとは基本的に自由で奏者たちのノリと阿吽の呼吸、つまり、インプロヴァイズでセッションしていくものであり、音色についてはテンポが良かったりスロ〜だとしても「曲」として「こうだよね」という”ある程度”の枠組みがあるもの、と思っています。
だけど、ヒデさんのサウンドはちょっと違っててエネルギーが独特。
内在するエネルギーを溜めて溜めて、すこ〜しずつ出して出して、最後にドバーーーと吠える、吠え切る。
そういうプレイスタイル。
前述した「こうだよね」というルールに囚われず、自由に音を奏でている。いや、叫んでいたとも言えるね。
きっと「そういう想い」があるんだろうな、と少し思う。
自身のサウンドについて彼はこう説明してくれました。「ノックダウン」という言葉を使うあたり、文章がかっこいいと僕は思うな。
アリガトウ。むしろ、真っさらな方にどう響いているのか?とか、そういう方々をいかに引き込めるのか?を大事にしてます。玄人が玄人にしか分からないような、気難しい顔をしないと聴けないような音楽はしたくないのです。「3歳児が聴いてもノックダウンしちゃう」ような感じだね!狙うところは!
►ヒデさんの公式サイト:Hidenori Nakahara Official Website | Trumpet Player
※掲載した写真は2016年10月に松本のVENUSで撮影したもの → 長野県松本市のスナックバー VENUS(ビーナス) | 松本駅からすぐ
※この日の他の写真はFlickrにあります → 2016.11.01_Jazz live | Flickr ※Public設定の写真は少なめです