僕の写真スタイルはお散歩フォトです。草木、空など目にして「お!」と感じたものを撮るスタイル。友達も撮るけど、基本はじっくりとスナップ、ゆっくりとスナップ。だから、写真の幅を広げたいと常々思っています。そんな折、写真仲間のプロフォトグラファーさんが動きモノのWorkShopを開くということで、嬉々として参加してきたんですよ。
もうね、自分がこれまで撮ってこなかった世界だから楽しいのなんの。また、WorkShopの運営を見ていて、今の自分にはないプロの姿を見させていただいて刺激を受けたり。
今回は、そんな写真WorkShopの様子をお届けしましょう!
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Action Photo Workshopの紹介
Workshop講師はこの方
タクマクニヒロさん主催のオープンワークショップに参加してご縁ができた吉田 悠太さん。主にBMXなどのストリートアクション写真を得意とするプロのフォトグラファーです。(吉田さん、肩書き違ってたらごめんちゃい)
参考:BMX – Wikipedia
本エントリでは、吉田さんのことを以降「巨匠」と呼びます。なんか知らんけど、そう呼ばれていたからww
■そんな巨匠のサイトはこちら、どの写真もスゲェ[ss class=”alignleft” rel=”nofollow” width=”160″ url=”http://www.yutayoshida.com/” title=”yuta yoshida photography”]
Workshop開催場所はここ
「BASHI BURGER CHANCE」という屋内スケートパークとそれに併設されたハンバーガーショップ。オーナーの橋谷大夢さんもBMXのライダーです。
参考:バシバーガーチャンス(BASHI BURGER CHANCE)- 川口元郷/ハンバーガー [食べログ]
参考:バシのバーガー&パーク「BASHI BURGER CHANCE Opening Party」 << BANNED – [ パーツ、アパレル ] : NEWS @BMX専門のZ.E.N DISTRIBUTION
Workshop内容はこれ
ざっくり言うと、BMX、つまり競技用チャリンコでくるくる飛び回るライダーさんを撮るというモノ。座学1時間+実技2時間、それからBBCのハンバーガが付いて5000円。すごくお得!
モデルとなってくださるライダーは南 悠麻さん。僕は存じ上げなかったのですが、その筋では有名なライダーさんだそうです。巨匠の要望に合わせて、技をノーミスで繰り出していたけど、普通のライダーさんはそうはいかないとか。
参考:南 悠麻 (YUMA) @BMX専門のZ.E.N DISTRIBUTION
やばい!楽しすぎる!
最初に座学。巨匠自身の作品とともに、以下のようなことを説明してくれました。
- ストリートスポーツ撮影とスポーツ撮影の違い
- シャッタースピードは主に1/500〜1/1000
- 一眼レフとミラーレスどちらが適しているか
- フォーカスはAF-C使ったり、MFで置きピンしたり
- 絞りは基本的に深め
- 屋外での撮影の基本
- 屋内での撮影の基本
- 構図(どういう意図でそうしたのか等)
- 使用するレンズとその効果
- レタッチテクニック
- そのほか、イベント撮影時のノウハウ
次、メインの実技。これが楽しかったのよ!
屋内なのでクリップオンストロボでの撮影がメイン。巨匠の指示のもと、参加者はカメラの設定をして、ライダーを撮る撮る撮る。そして、最後にストロボ2灯(メインとスレーブ)による光の効果を試す撮影で終了。
BMXはこれまで撮ったことのない被写体ですから、撮れること自体がまず楽しい!知らない世界を体験できたのがすごく楽しい!
ただ、僕の機材はX-T1とXF35mmF1.4という標準画角セット。目で見た通りの絵にしかなりませんから、広角レンズで撮ったようなダイナミック効果は出せません。でもね、下からあおって撮ったりして、この機材でもできることをしながら撮影してました。
とはいえ、どうしても無いとダメだったのがクリップオンストロボ。そのような素敵アイテムは持っていませんから、汎用のストロボをお借りしました。PanasonicのPE-36Sというもの。小振りのX-T1に装着すると重量差が・・・。
実を言うと、これが僕自身、X-T1で初めての(こんな本格的な)ストロボ撮影だったのです。
プロのフォトグラファの姿を見た!
僕もまだ1回とはいえ写真講座をやった身ですから、巨匠がどのようにWorkShopを運営するのか、実は興味津々でした。値踏みするとかじゃないですよ。どーゆー風にやるんだろって単純に興味です。そして、座学から実技まで見てて感じたのが「自信」です。
「自信」があるから、実技での説明からセッティング、参加者からの質問への対応など、的確にスピーディーに応えていましたし、進行もスムーズにやられていました。
実は巨匠もBMXライダーとのこと。そう、BMXも写真も自分の好きを得意までに昇華してお仕事をされています(と僕は思う)。これまでも、たくさん試行錯誤して仕事をこなされてきたのかなって。その経験がご自身の糧となって、自信につながっているのだろうって感じたんです。
その様を見て、僕はとても良い刺激を受けていたんです。ああ、すごいなと。
そうして自分を振り返ると、僕だって自分の写真をやってきました。今はまだプロ(写真でお金を稼ぐ状態)ではありませんが、「なんかイケそう」って言葉にできない自信みたいなのがね、あるんですよ。
おわりに
吉田さんのストリートスポーツ写真は、ライダーとフォトグラファーの共同作業であると言っています。どんなイメージの写真を作ろうか打ち合わせして、共に作り上げていくそうです。これすごくいいです。やりがいあるし、何より楽しそう。
僕もそんな仕事をしていけたらなって思う。
ありがたいことに、今度友達のプロフィール写真を撮る機会に恵まれたり、他にもちょいと依頼があったりします。依頼内容にもよるけど、僕もクライアントと共に作り上げることに挑みたいね。だって、素敵な1枚が撮れたら、きっと嬉しいし、楽しいはずですからね。
最後に、この日に撮った写真をFlickr Albumにまとめました。よかったら見てみてくださいな。
→ 2015.07.04_Action Photo Workshop