坂の町の散策を終えたあとは宿の確保です。せっかくの瀬戸内海ですから、島の民宿に泊まりたいわけです。すると、尾道のすぐお隣に 「向島」という島がありました。

調べてみると向島にも宿泊施設がありそうなので、早速行ってみることに。移動はもちろんフェリーです。ワクワクなのです。

フェリーで尾道→向島へ

航路は、尾道水道フェリーマップの尾道(土堂)~向島(小歌島)をチョイス。

尾道(土堂)は、朝ごはんを買ったパン屋さん「パンのなる木」の目の前でした。

ダイヤを調べてみると「ひんぱんに運行」と潔い書きっぷり。

お値段はおひとり様60円。これは向島(小歌島)に着いてから係員さんに払います。大きな手荷物があったり、チャリ通している方などは、プラスのお金が必要です。

乗船時間はだいたい3分でした。ちょっとした移動でしたが、天気が良いから気分も上々でしたね。天候に恵まれてラッキーでした。

向島に到着!しかし

到着後も気の赴くままに歩き、向島亀森八幡神社というところに到着。お天道さまがちょうど真上にあって、あまりの暑さに涼を取ることに。

 休憩がてら「ある写真家さんの撮影テクニック」を実践してみて、なるほどな〜と思ったので、これは別のエントリにまとめます。

さてさて、このまま散歩を続けようとしてはたと気付いたのが、何軒かある海辺の民宿までが遠い!小歌島からは遠い!夏空の下、歩くにはシンドイくらい遠い!

というわけで、海辺の民宿に憧れたものの、この日は尾道で宿を取ることにしました。僕は地図アプリで距離感を掴みきれない男子です。

失敗だったのが、歩いて行動していたことですね。自転車を借りる、あるいは持っていけばもっと冒険はできたはず。尾道周辺は輪行スポットのようですから、自転車前提の旅をした方が楽しめると思います。

フェリーで向島→尾道へ

帰りの航路は、尾道水道フェリーマップの尾道(駅前)~向島(富浜)になります。

お値段はおひとり様100円。乗船時間約5分、650mの船旅。

他のフェリーと行き交ったり、
対岸に先ほど乗船した土堂が見えたり、

フェリーの先端に行ってみたりと静かにはしゃいでいました。

僕的旅の醍醐味

尾道に朝着いたときから、フェリーを使って尾道駅に行かれる社会人、学生さんを見てて、なんだか新鮮でした。また昼間はお買い物でしょうか、行き来する奥様や配達員さん。これも新鮮。

「その土地を感じられているなぁ」、「遠くにきたなぁ」と感動してたんです。

現地の方に言わせたら当たり前のことなんですが、自分にとっての非日常を感じられるのが旅の醍醐味。美味しいごはんを食べることも醍醐味ですけど、そこでしか味わえない風情というか、生活感を味わう方が僕は好きだな。

他にはまぁ、宿探ししてて失敗するのも醍醐味っちゃー醍醐味ですね。

おわりに

これまで僕は船に乗る機会が少なかったので、フェリーに乗れたこと自体がひとつのアクティビティになりました。

このあとは宿で休憩して、夕方の尾道お写ん歩へと繰り出すのでした。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|FUJIFILM, Nikon, RICOH, SIGMA|写真でやさしい世界を伝えてゆく
◆Software Engineer|スキ:Go/C,C++/WebGL|オシゴト:SAP Analytics Cloud

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