「 やったことがない」
そのあと、あなたはどのような選択をしてますか?
- やったことがない、だから、自分にはできない
- やったことがない、それは、自分は(その経験や方法を)知らないだけ
「やったことがない、だから、自分にはできない」を選択した場合
「できない」という選択をするのはもったいない。
それはやってもいないのに勝手に試合終了にしているだけ。だから、本当は「できない」という選択をしてしまう自分の心と向き合うとき。
その根本にあるのは、できなかった時の自分を見たくない、恥ずかしい、バカにされるという気持ちであることが多い。
最後の「バカにされる」は「周りに」と思いがちだけど、その実は「自分に」と思っているだけ。
一言で表すならプライド。
持ってなくてもいいプライドが自分を邪魔しているだけ。だから、やる前にやらないことを選択してしまう。
「やったことがない、それは、自分は知らないだけ」を選択した場合
一方、こう思えればすごく楽。
そもそも「知らない」はあたりまえの事実。それ以上でも以下でもない。なにより「知らない」としても自分の価値や魅力は変わらない。
「今」と「これから」が大切。やりたいか、やりたくないかの選択です。WANT。ワクワクするか否かが決め手。
写真家 ハービー山口さんの本「良い写真とは? 撮る人が心に刻む108のことば」にとても素敵なことが書かれています。
「人生はチャッ、チャッ、チャッ。chanceを得て、challengeして、自分がchangeしていくのが人生」
かつて薬師寺の説法でお聞きしました。
この言葉、僕は好き。
人生という長大なことでも、日々のちょっとしたことでも、変えたい(change)と願うならば、たとえ知らないことでも挑戦(challenge)することはとても素敵なことだと僕は思う。
人には自己実現、自己表現の欲求があるし、とても自然な行為です。
これからの人生で、その機会(chance)があなたの目の前にふっと現れたとき、自分の心に恐れとワクワクが同居したなら、挑戦を選んだ方がのちのちきっと楽しくなる。
そもそも失敗は存在しない。全ては経験になります。
そう、僕は思ってます。