2018年2月、松本から高速バスを使って新宿へ。

夕方に着き、実家のある横浜に向かう前に

「そういえば新宿でお写ん歩ってあまりしてなかったな」

と思ったので、スーツケースをロッカーにしまい、小一時間ほどプラプラ。

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この日はじっくり時間はかけられなかったので「どんぴしゃ、これだ!」という写真は撮れませんでしたが、大都会を撮るのも面白いな〜と思ったのものです。

写真を撮るとき、田舎なら田舎なりの、都会なら都会なりの、そしてなにより「いついかなる時の僕なりの文脈」をもっと持って撮って行きたいと思いました。

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撮ることなんて今時誰でもできますし、すごーくうまい人なんてごまんといます。

そんな時代、写真に「自分を乗せる」としたらなんだろうと考えます。

「この写真は花村さんが撮ったんだね」

と感じていただく写真にするにはどんな心持ちでいればいいんだろうって。

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論理的なことも必要でしょう。

感性的なことも必要でしょう。

そこにはこれまで培ってきた僕のすべての経験が活きる。

そういう「僕だけが紡げる文脈みたいなもの」をのせていくんだろうな。

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そもそも、考えてみれば僕らはそういうことしかできませんよね。

自分が撮るんだから自分がのるはず。

だから

肩肘貼らず、気張らず、いま感じている気持ちのままに撮る。

そうしてゆくと「自分の文脈」と出会うこともあるだろうし、気がつけば「それが文脈だった」と気づくかもしれない。

 

うん、そうやってのんびりやっていこうか。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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