2014年か2015年の冬からかな、「毛布の正しい敷き方」という話がネット上に出てきました。
曰く、これまでは
『敷布団 → 人 → 毛布 → 掛け布団』
と敷いて寝るのがふつうでしたが、
『敷布団 → 毛布 → 人 → 掛け布団』
ということで、実は毛布の上に寝る方が暖かいのだ、と。
でね、寒い信州に移住したので僕もやってみました。結論としては、僕は「これまで」の方がしっくりくる、です。
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<毛布の敷く順番について僕の実感を熱く語る>
松本の寒さ、なめてました
松本の冬、とても寒いです。正直、なめてました。移住前は「な〜に大丈夫さ!Hahaha!」でしたが、蓋を開けてみると、かなり寒くてびっくり。空気が、風が、痛い。
実際、松本の人は冬はあまり出歩かなくなるそうです。
僕が住んでいるところは、北アルプスからの吹き込み風が流れてきやすいため、1日中、風が強い日もあります。気温が低く、風が強いと、なるほどたしかに出歩きたくはないですね。
ってことを身をもって経験できるのも、思い切って移住したからこそ。住んでみて初めてわかるコトやモノはたくさんあります。新鮮・・・だけど寒いのはシンドイ(笑)
話が逸れました。
冬の寝具
この3つ。
- 西川のムアツふとん
- 毛布
- 羽毛布団
電気毛布や湯たんぽの類は使ってません。
ムアツふとんは移住記念に奮発したんです。▼こちらの若きカウボーイの記事を読んで、「こりゃぁ、買いだな」と。
[ss class=”alignleft” width=”170″ url=”http://jmatsuzaki.com/archives/15237″ title=”西川ムアツ布団を買ってみたがメチャ寝心地よくて安眠できる | jMatsuzaki”]
実際、ムアツふとんはかなりオススメですね。寝心地よいですよ。高いなりの価値は確実にあります。
冬の寝る体勢
部屋が寒いときは布団をかぶって寝ます。頭から足先まですっぽりと。
そうするとね、毛布が体温からの熱をいい具合に循環させてくれるんです。さらに、ムアツふとんがそれを優しく受け止めてくれます。
そして、一番上の羽毛布団が循環した熱を逃がさないように守ってくれる、と感じるのです。
これで暖かい空間の出来上がり。この包まれてる感がいい。
だから、部屋の温度が低かろうが、部屋ではく息が白くなってようが(マジ勘弁)、かぶって寝るとかなり快適です。1ミリたりとも頭を外気にさらしたくないくらい「なんとかホイホイ」状態になりますね。
そう、冬は起きるのにかなりの「勇気エネルギー」が必要なのです。
毛布の上に寝ると守備力ダウン
で!
ためしに毛布を下に敷いて寝てみたんですが、毛布による循環熱が発生しないし、寒さから身を守ってくれる「鎧」が羽毛布団1枚だけになって、僕は逆に寒かったですね。守備力ダウン。
なお、部屋の床は裸足で突っ立っていたくないほど冷たいです。でも、ムアツふとんの90mmという厚みのおかげか、床からの冷気は皆無なのです。
だからこそ、僕は部屋の外気との戦いに集中すればいいわけで、つまり、身体の上をいかに暖かくするかが大切。
そうすると、羽毛布団1枚より、毛布も加えた2枚の方が、守備力が高くなるわけです。
おわりに
ネット上で絶賛されている「毛布を下に敷く」は僕にはしっくりきませんでした。おそらく、こういうのは土地柄もたぶんに反映されるものなのでしょう。
いずれにせよ
「自分が生活する空間」は、起きてる時も寝てる時も、自分が快適に感じられるようにこだわるのが一番です。
寝具にこだわると幸せになれます
シングルサイズ、柄をおまかせにすれば、意外と安く買えます。