「今からの逃げ」の人はやめた先でも逃げたくなるでしょうね。結局は変わらず、ということが多い。

一方、「これから好きなことをする」の人は、その先で自分自身の生き様に変化が起こります。良いも悪いも経験していきます。そして、いつしか自分自身がレベルアップしていることに気づきます。

するとどうなるか?

その生き様を見た人に好影響を与えるんですよ。勇気を分けられる、と言っていい。

そんなことを僕は▼この期間中に実感しました。

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僕ね、プロフィール撮影をさせていただく合間に友達とご飯を食べに行ってたのね。美味しい料理、美味しいお酒をみんなで楽しむ、あ〜幸せ。

そんなある日、6年来の友人のオッチャンに

「なむさん、本当に変わったね」(もちろん、いい意味で)

と言われたんです。嬉しかったですよ。

ただ、僕としては変わったのではなく、「本当の自分を出せるようになった」なんです。もっと言えば、「本当の自分を出しても”大丈夫”なんだ」ってことに、ようやく気付けたんですわ。30代後半にして。

「本当の自分」というのは、「本音で話す」ということ、「本心を伝える」ということ。

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6年来の友人のオッチャン

2010年に知り合いました。途中、会ってない期間を経て、数年ぶりに再会。

オッチャンには2013年以前の迷走していた僕のイメージがあるんです。それもそのはず。だって、僕が移住を決意するまでと、そのあとも会ってないんだから。本当に久しぶりなのよ。

そして、2013年以降の激変した僕を見てびっくりしたご様子(笑)

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聞くところによると、オッチャンは僕を心配してくれてました。

僕がサラリーマンという”ある意味”安定のレールから外れたわけだから、そりゃ心配もするわな。サラリーマンはサラリーマンの常識から外れた生活を想像できませんし。僕も想像できなかったもん。

でも、なんとかなっている僕の生き様を見て「(無事に生きてて)安心したよ〜」、「なんだか勇気もらえたわ」と言ってくださいました。

昔の僕を知っているし、 お世話にもなった方だし、そりゃ嬉しいわけよ。(正直、ちょっとうるっとしました)

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「今からの逃げ」のやめると、「これから好きなことをする」のやめるはまったく違う

ちょっと自分のことを書きましょう。

2013年以前の心構え

自分を見ず、「やりたい」と考えるだけの日々。会社もイヤで逃げるように写真を選んでいました。写真はもともと好きで撮っていましたけどね。

その頃、僕の写真を見たオッチャンは正直「?」、つまり何も感じなかったそうな。Oh…ショック。

だから、あのまま独立してもきっとうまくはいかなかっただろう、と今なら思います。仮にうまくいったとしても、今以上に時間がかかるか、はたまたサラリーマンに戻っていたかもしれません。

2013年以降の心構え(今なお、心のお稽古中)

最近、Facebookページに投稿している僕の写真を見たオッチャンは言いました。

「写真のことはわからへんけど、”なんかいいわ〜”と感じれるようになったんよ」

と。僕は写真に対するスタンスを大きく変えたつもりはないんですけどね。

オープンマインドになり、自己開示もできるようになってきた。そういう心構えになり、本当にやりたいことをやっているからこそ伝わる、人を響かせる。そういうモノが表現できるようになったってことなのでしょう。

やっぱり写真は心も写すもの(写心)なんです。その心とは、被写体はもちろんのこと、撮影者たる僕自身の心ね。

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僕はさ

  • 好きな信州、週末にちょろっと行くだけでなく、とりあえず住んでみたい!
  • ずっと住んできた横浜を離れ、友人知人とも離れることになるけど、やっぱり住んでみたい!その土地を肌で感じてみたい!
  • 好きな信州の景色をもっと身近で感じたい!写真に収めたい!

という、好きなこと(たい!)があったから、サラリーマンをやめました。

そうしていま、僕は楽しいことも辛いことも味わいながら生きてます。ぶっちゃけ生活は不安定ですよ。でも、だからこそ、いろんな人に支えられて生きていることを実感できています。また、気がつくとたくさんの人に応援までしていただいたり。

なんなんでしょうか、このステキな流れは、という感じ。

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結局ね、いろ〜んなことを受け入れて、自分の中の「たい!」で動いていくと生き様がレベルアップします。

そうするとね、周りの人もワクワクしてくれます。また、自分の後ろを歩いている人(例えば、自分の好きをやっていきたい人や同じ志向の人)にエネルギーを届けられるんですよ。受け取ってくれる人は間違いなく、ひとりはいます。絶対にね。

そうして人は、みんなでGiftしてGiftしあっていく。みんながみんな「お互い様」で生きていく。そういうもんなんじゃないかな〜って、だんだんわかるようになってきました。

ちなみに、自分の「たい!」が本当に好きかどうかなんて、実際にやってみないとわからないよ。だから僕は移住してみました。そして、いまは「マルチハビテーション」というライフスタイルがあることを知ったので、それを実現しようと動いています。

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この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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