ずっと手元に残している写真集や本って、残してあること自体に意味があると思うのね。
そういう特別な本をひさしぶりに読んだりすると、これまで感じたことのない感動や気づきを味わうことが多いです。
前回読んでから今回読むまでに経った時間。その間に経験したことが自分に変化を起こし、受け取り方も変化するんですよ。
<タクマクニヒロさんの「ブルー・ノート」 に気づかされたこと>
2016年の秋は秋雨前線の影響か、長雨が続いています。
そんな中、ようやく晴れた日。掃除、洗濯、お昼ごはん。家事を終えてからふと、本当にふと目に止まった本棚にしまってある写真集を手に取ったんです。
それは恩師タクマクニヒロさんの「ブルー・ノート」です。
買ったのはもうずいぶん前、2008年くらいかなぁ。帯の「あなたは今、好きなことをしていますか?」に惹かれて手に取った本です。今でも大切にしている本のひとつ。
ひととおり写真を見てから巻末のContentsのこの一文、
自分が撮った写真が自分以外の人に喜んでもらえることで、自分自身の心も満たされるということに気づくことができた。
ここを読んて思わず目頭が熱くなったんですよね〜。
だって、本当にそう。そんなんですよ!
いま、僕はひとりで写真のオシゴトをしているけれど、まわりを見渡せば決してひとりではなかったことに気づきます。
僕を助けてくれている両親や友人。それからオシゴトを依頼してくれた友人知人、それらを介して新しい方からも依頼をいただくことも。こうして多くの方に支えられているし、信じてくれている。
そして、僕が撮った写真をお渡しすると、とても喜んでもらえる。
それからここ、
自分の仕事を通じて人に喜んでもらって、そのご褒美として「ありがとう」という意味のお金をもらえるのかぁ
ここの一文の意味がね、ようやく腑に落ちたんですよ。
僕はフォトグラファーとしては駆け出しです。自分がしたことでお金をいただくことにまだ慣れていなかったりする。今までサラリーマンだったからね。
でも、もっともっと稼いでいいし、もっともっと楽しんでいいんだよなぁ、って急に腑に落ちました。
そういうことにどんどん慣れていこう。どんどん行こう。どんどん喜ぶし、楽しむ。それがまた稼ぎを生むから。
【宣伝】 オシゴトページ作りました
そんなわけで宣伝!写真のオシゴトページを作りました。
撮影を通して、
自分が撮った写真が自分以外の人に喜んでもらえることで、自分自身の心も満たされるということに気づくことができた。
このように僕の心ももっと満たしていきたい。だから僕は撮りたいんだと最近思ってます。みなさんのためのオシゴトですが、僕のためでもあるのです。
だから、どうか皆さんを撮らせてください。
まとめ
「ふとした拍子」って大切だと思います。そのときの直感にそってやってみると、びっくりすることが経験できますよ。
そのときに「まぁ、いいや」とスルーするのはもったいない。その直感を信じてやってみましょう。
そうそう、いまですね、未来のことをもうすでにやってしまったかのようにいうアファメーションが僕の周りで流行ってます。
今の僕ならこう言います。
「来月は写真のオシゴトでもっともっと稼げてよかった!楽しかった!嬉しかった!」