「考えるな!感じろ!」という言葉があります。「心から望むことをやろう」ということね。
こうあれたら楽しいし幸せ。とはいえ、なかなかそうできない人もいる。たどり着くのに時間がかかる人もいる。特に僕はすご〜く考えてしまうので時間がかかるタチ。
で、タイトルのことをあいも変わらず考えてしまったので(笑)、たどり着いたことを書きます。
「起こるすべてのことには意味がある」とは
過去に意味づけができるってこと。
過去に起きた事実は変えられないけど、その解釈を変えることはできます。そこから意味を見いだせるってことです。
- 過去に何かが起こった。
- その時に何かを感じた、あるいは、今感じている。
- なぜそう感じているのか?そう感じてどんな気持ちか?
こう考えていくうちに、「それって本当に?」と問いかけるといいです。「なぜなぜ」ですね。
発想/着想は自由でいい
なぜなぜをして最初に出てくる感情はたいてい嘘です。自分の本心が覆われている可能性が高い。これは人に教えられたし、経験的にもそうだと思います。
だから僕はよく自分深堀りしちゃうんですよね。
「僕はこう思っている」 → 「こう思っているのは実は嘘」 → 「じゃ、なんだろう(なぜなぜを繰り返す)」 → 「本心は〜〜を求めているんだ!」のように自分がだんだんわかってくる。
このように「今の自分はそう思う!そういうことにする!」としていい。過去の解釈も含めてね。だって、自分の人生なんだから自由でいい。発想や着想は自由でいいのです。
「自分で自分を知る」には自分でたどり着くのが良いと思う。その上で心の専門家を頼るともっと効果的に自分がわかるでしょう(経験談)。
発想/着想の例
過去に起きたことをトリガーに、僕がもやもやした時のことを例にしてみます。
(1)朝早くに起きようとしたのに寝坊してしまった朝
「クッソ〜、起きれなかった!」と悔しく感じたんですね。今日1日やる気ゼロになりました。
でね、悔しく感じるのは別にいいの。自分から出てきた感情だし、それを感じることは大切。その結果ふてくされたとしても、それは自分の選択なんで尊重しましょう。
とはいえ、そのままだと楽しくない1日になりそうだったので、こう考えてみました。
「あ〜、こんだけ寝れたんだな、きっと疲れたんだな」
こうしたっていいのよね。
無理くりポジティブシンキングしたのかもしれないけど、もやもやしているよりマシ。その上で、「こんなに寝たのにすっきりしないのはなんでだろう?睡眠の質が良くないのかな?」と思ったので
- じゃあ、どうしよう?
- じゃあ、どうしたい?
です。
(2)なんでもやもやしてるんだろう?
ある出来事があって、漠然とこう思ってしまいました。
「なんでもやもやしてるんだろう?」 → 「自由に生きれてなくないか?」 → 「サラリーマン生活が長かったからな」 → 「で、今何やりたいの?」 → 「やっぱり、今は本当は〜〜がやりたい!あとは自由に生きる練習が足りてないな」
そのあとはこれですよ。
- じゃあ、どうしよう?
- じゃあ、どうしたい?
です。
この「じゃあ」になれたらしめたもの。過去の解釈から、未来に向けて、現在のWantsへ思考がシフトした瞬間です。
そう、思考はシフトさせることができるんです。
豊かさを見つけよう
「起こるすべてのことには意味がある」ってのは、自分次第で意味を見いだせるってこと。これ即ち「自分の豊かさを見つけること」につながると僕は思ってる。
最近、奥平亜美衣さんの著書「お金引き寄せの授業」を読み返したので、最後に豊かさの話につなげます。
この本では自分の豊かさを見つけようって説かれています。
本当のお金持ちは、たとえ一文無しになったとしても、その生活の中に豊かさを見出せる人です。
豊かさは必ず自分の中にある、ととも説かれています。
豊かさを引き寄せる人は、物質的に恵まれいてもいなくても、豊かさは、必ず自分の現実の中にあることを知っているということ。
ここだけ読むと「はあっ?」と思われるかもしれませんね(笑)僕も最初読んだとき全くわかりませんでした。この人何言ってるんだ、と(笑)
でもね、1年間くらい心屋仁之助人さんの本を読んだり、心のことを学んだり、友達と話したり、新しいご縁ができたり。そして、なにより写真のオシゴトをさせていただいてくうちに、つまり、自分の好きなことをしていくうちに、「なんか知らんけど」はあるんだな〜ということを経験してきました。
そうしてこの本を読んでみると、著者が言いたいことがわかってきます。腑に落ちる。実に不思議。
だからね、起こったことに「むむ〜」と眉間にしわを寄せるのではなく、
- 起きたことは損ではないし
- 意味はあるし(自由に意味づけしていいし)
- 何か良いことが隠れているんだ
って考えてみるといいですよ。自由に考えたっていいから。
そうすれば思った以上に人生をやさしく、楽しく過ごせるんじゃないかな。