モヤモヤする出来事があったのでその原因をたどっていったら、「あの人はあーなのに・・・」という感情が見え隠していることに気づきました。そう、他者比較です。こういうとき、自分と向き合えてないんですね。

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ポジティブなときって、ベクトルが自分に向いています。

他者のことは気にせず、自分のやることなすこと全てを肯定できているので、「イェイ!」という気分でいられます。

全肯定というよりは、中道(ちゅうどう、お釈迦さんの悟りの真髄のこと)のニュアンスの方がしっくりきますね。つまり、良いも悪いもなくて、ただこのままで大丈夫、という気持ち。

対して、ネガティブなときは正反対であることが多い。冒頭に書いたとおり他者に意識が向いています。アドラー心理学でも言われてますね、「人が抱えるすべての問題は、対人関係にある」と。

だから、「あ、いまネガティブかも?」と気づけたらラッキー。

そういうときは自分の方を向いてみる。見つめ直してみる。深掘りしてみる。他者にナニカを感じていたら、それは自分の中で許せないナニカであることが多い。それを吐き出してみると、新しい自分(いや、本来の自分か)を知ることができます。

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吐き出す方法はカンタンです。僕はノートに書き出しています。デジタルは使わずアナログ。どんなことでもいいから頭の中に浮かび上がる全てを書き出してます。

具体的なことは、以前書いたこちらの記事の2ページ目です。

頭の中を書き出すからスッキリします。すると、頭の中に余裕が生まれます。余裕が生まれるから新しい気づきも生まれやすい。

そうなったときに「なぜなぜ」を繰り返すことで、今自分が思っていること(不安や嫉妬などの正体)が見えてくるんです。でも、だいたいが「あ、そんなことか!」と笑えることが多いですね。

こうしてモヤモヤが整理されることを僕は経験しています。

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でね、もしすぐできることなら「あ、そんなことか!」を満たしてあげるとなお良いです。例えば、どうしても食べたいスイーツを食べる、という小さいことでもいい。

今回、僕はそういうことはなかったのでしていませんが、少なくとも「あ、そんなことか!」でモヤモヤしていることに気付けて、心はだいぶ軽くなりました。ベクトルが自分に向いた証拠。

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おわりに

「あ、いまネガティブかも?」と気づいたら、自分の方を向いてみる。見つめ直してみる。深掘りしてみる。

もちろん、やってもいいし、やらなくてもいい。けれど、やってみると新しい自分がわかります。そうやって人は、ひとつひとつ進んでいくものだと、僕は思うのです。

この記事を書いた人

花村貴史|Takashi Hanamura

◆Photographer|木漏れ日や水、空が魅せるきらきらが好き|写真を通じて「やさしい世界」を伝えてゆく ◆Software Engineer|Private: Go/C++/WebGL|Work: SAP/SAC

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